
ジャカルタ:日本代表の森保一監督は木曜日、ジャカルタで行われるワールドカップ予選で、欧州生まれの選手を多数擁するインドネシアチームとの厳しいテストを期待していると語った。
日本はFIFAランキングで15位とアジアでトップのチームであり、予選グループCでは3勝1分の無敗で首位に立っている。
首都ジャカルタで78,000人の観客の前でインドネシアに勝利すれば、8回連続のワールドカップ出場が現実のものとなる。
インドネシアは予選グループ6チーム中5位と、金曜日の試合では明らかな弱小チームであるが、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーンと引き分けている。
「明日の試合は非常に難しいものになるだろう。なぜなら、インドネシアの選手たちは守備に徹するだろうから…。だから、こちらも非常に攻撃的にプレーしなければならない」と森保監督は語った。
「我々の目標はチャンピオンになることだ。明日は全力で戦う」
アジア予選第3ステージの3つのグループの上位2チームは、2026年のアメリカ、メキシコ、カナダでのワールドカップに自動的に進出する。3位と4位のチームは、別の予選ステージに進むことになる。
日本は2022年のワールドカップでベスト16に進出したが、クロアチアにPK戦で敗れた。一方、インドネシアはかつてオランダ領東インドとして出場した際、一度だけ予選を突破している。
日本代表のキャプテンで、不遇の時期を過ごしているリヴァプールのMF遠藤航は、新監督のアルネ・スロットから控え扱いをされているものの、所属クラブでの出場時間の不足は問題ではないと語った。
「一生懸命やっているので、コンディションは問題ありません」と31歳のミッドフィルダーは語った。
「明日も100パーセントの力を尽くします」
インドネシアの韓国人監督シン・テヨンは、赤白軍はアジアの巨人たちに番狂わせを起こしたいと語った。
「選手たちも私も、後悔のない試合をしようと計画しています」と彼は語った。
「明日の結果を予想したり期待したりできる人は誰もいません」
シン監督は、木曜日にオーストラリアとサウジアラビアが0-0の引き分けに終わったことで、彼らにさらなる希望が生まれたと語った。
「この結果は…実際には我々にとって有利だ。日本を除いて、他のチームはすべて互いに戦っているだけだ」と彼は語った。
「だから、エネルギーと幸運が我々に向かって来ていると本当に思う」と彼は語った。
インドネシアは、オランダ生まれの選手を代表チームに抜擢するという新しい戦略が功を奏することを期待している。最近、代表チームのパフォーマンスが向上し始めている。
「インドネシア代表チームは以前とは大きく変わった」と森保氏は語った。
AFP