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新型極超音速ミサイル、試射成功=正恩氏「すべて固体燃料、核兵器化」―北朝鮮

同通信によると、実験は安全を考慮し、速度や高度を制限して実施。(AFP)
同通信によると、実験は安全を考慮し、速度や高度を制限して実施。(AFP)
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03 Apr 2024 12:04:56 GMT9
03 Apr 2024 12:04:56 GMT9

【ソウル時事】朝鮮中央通信は3日、北朝鮮が2日に固体燃料式で極超音速弾頭を搭載した中距離弾道ミサイルの発射実験に成功したと報じた。金正恩朝鮮労働党総書記が現地指導し、「威力ある戦略攻撃兵器が生まれた」と強調。弾頭部の機動性が検証されたとしている。

正恩氏は「すべてのミサイルを固体燃料化し、弾頭の制御を可能にし、核兵器化することが実現した」と主張。「驚異的な成果は、核戦争抑止力向上において大きな変化をもたらす」と述べた。 

今回の極超音速弾頭はミサイルと切り離されて滑空飛行するため、探知や迎撃が難しいとされる。また、固体燃料式は、燃料注入に時間がかかる液体燃料式に比べ短時間での発射が可能だ。

同通信によると、実験は安全を考慮し、速度や高度を制限して実施。ミサイルは平壌郊外から発射され、分離した弾頭は1000キロ先の日本海上に着弾した。「周辺国の安全にいかなる否定的影響も与えなかった」と主張している。

韓国軍は、北朝鮮が2日、中距離級と推定される弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射したと発表しており、このミサイルを指すとみられる。

JIJI Press

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