

リヤド】サウジアラビアの2034年FIFAワールドカップ™開催招致が、国際サッカー連盟(FIFA)から500点満点中419.8点という過去最高の技術評価を受けたことが明らかになった。
FIFAの発表は、2030年と2034年のワールドカップ開催国を決定する12月11日の同連盟の総会を前に行われたと、サウジ国営通信が土曜日未明に報じた。
7月29日、アブドルアジーズ・ビン・トゥルキ・ビン・ファイサル王子(スポーツ大臣兼サウジアラビアオリンピック・パラリンピック委員会会長)とヤセル・アル・ミセハル氏(サウジアラビアサッカー連盟会長)が率いるサウジアラビアの代表団は、フランスのパリで開催されたセレモニーで、FIFAに2034年ワールドカップ開催に向けた王国の招致書を正式に提出した。
昨年10月、FIFA代表団が王国を訪れ、招致の詳細を検討した。提案通り、48チームが史上初めて1カ国の会場で参加することになる。
代表団は、大会開催地として提案された都市を訪問し、招致に含まれるスポーツプロジェクトや施設を視察し、その他の今後の準備について確認した。
アブドルアジーズ・スポーツ大臣は、FIFAの発表について、サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子から無制限のサポート、権限付与、支援を受けたことが、招致が国際社会の信頼を得ることに貢献したと述べた。
SAFFのヤセル・アル・ミセハル会長は、「招致ファイルを通じて、我々は、チームや参加代表団を問わず、大会に参加するすべての参加者に、そして世界中のファンやサッカー愛好家に、特別な経験を提供することを約束する 」と強調した。
王国の招致ファイルは、多様な文化的・都市的特徴を持つ5つの開催都市を提供しており、ファンやサッカー愛好家が王国のさまざまな地域でユニークな文化や経験を探求するのに役立っている “と、招致ファイル・ユニットの責任者であるハンマド・アル・バラウィ氏は述べた。
加えて、「都市間のアクセスの良さに加え、トレーニングキャンプや近代的なスポーツ施設を通じて、参加チームの経験を高めることに貢献する 」10カ所の開催地もあるという。
王国の招致にあるように、試合はリヤド、ジェッダ、アル・コバール、アブハー、ネオムに分散する15のスタジアムで行われる。