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フランスのレバノン料理シェフがロックダウン下のパリで「故郷を思い出して」もらうために学生に食事を提供

23 Apr 2020
フランスのレバノン料理シェフ、カリム・ハイダール(写真は提供)
フランスのレバノン料理シェフ、カリム・ハイダール(写真は提供)
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Updated 23 Apr 2020
23 Apr 2020

ラワー・タラース

ドバイ—- フランスのレバノン料理シェフ、カリム・ハイダール(51歳)は2年以上前に、パリ第10区に現代的なレストラン、アスキーニを開いた。ロックダウン下のパリで、今、このレストラン店主には新たな使命がある。

COVID-19とそれに伴う自宅待機措置の実施により、地元の多くのレストラン同様、アスキーニも臨時休業した。しかし、それにもかかわらず、元弁護士のレストラン店主は、フランスの首都に住む約100名のレバノン人学生に食事を提供するという新たな使命を以って、この封鎖状態を効果的に活用している。

アスキーニ店内(写真は提供)

「レバノンの経済状況と銀行関連の問題により、レバノン人の学生は家族からの仕送りを受け取っていません」とハイダールは説明した。「都市封鎖に加え、学生たちはパリでの生活を支えるための副業もできないのです。」

ハイダールは、パリのレバノン大使館に相談し、ラ・メゾン・デュ・ルバンに連絡することを勧められた。ラ・メゾン・デュ・ルバンは1960年代の創設以来、レバノン人学生が利用してきた大型寄宿舎である。ハイダールによれば、この試練の時に、学生は食料の入手も困難な状況に直面している。

アスキーニが設定したソーシャルメディアチャンネルやGoFundMeキャンペーンによって寛大な寄付が集まったおかげで、食材の購入や約1,000食の調理をするための資金が調達された。これまでのところ、おいしそうに調理され、個別にパックされた合計300から350食が週単位でラ・メゾン・デュ・ルバンに届いている。

アスキーニのメニューにある料理(写真は提供)

ハイダールとその仲間は、ベジタリアン料理もそうでない料理も種類豊富に手早く調理することを目指して、準備している。食事は一口サイズの前菜、たっぷりの前菜、家庭料理風の主食で構成されている。「この料理で彼らが故郷を思い出してくれればと思います」とハイダールは話した。彼は1985年にレバノン から渡仏した。 

学生への食事の提供を続けることにしているハイダールは「私たちは人助けが大好きなんです」と話した。「私たちは人々に食事を提供し、喜んでもらうのが大好きなんです。お客様に食事の提供ができないので、他の方法で同じように奉仕してもいいと思っています。」

このカジュアルなビストロスタイルの飲食店、アスキーニで、ハイダールは、本物の芸術的感性で中東および地中海の料理を生まれ変わらせたことで有名だ。タパスやメッツェのスタイルで提供する。アスキーニの得意料理にはファラフェル、スマックを使ったアンチョビのフライ、バラとピスタチオのトッピングのクロワッサン・ペルデュなどがある。

「私の料理は少し捻りがきいていることで知られています」とハイダールはアラブニュースに話した。彼は、パリのアラブ料理学校の創設者としてアラブ料理推進を提唱している。「私たちは新しいアイデアを歓迎し、料理を様々に試す自由を手にしているのですから、アラブ料理に新しさを加えていきたいのです。」

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