
東京は総合スコアで大幅な伸びを示したが、日本のシンクタンクが火曜日に発表した世界都市ランキングでは3位にとどまった。
森記念財団都市戦略研究所による「2024年の世界都市総合力ランキング」で、東京は1位のロンドン、2位のニューヨークに次いで3位となった。
東京は9年連続で首位を維持した。
東京は「研究・開発」「文化・交流」「住みやすさ」「交通アクセス」の4分野で評価が向上し、48都市中、最も高い評価を得た。
円安を追い風に訪れる外国人旅行者の増加も東京の順位上昇に貢献した。
トップ5都市は昨年と同じで、4位と5位はパリとシンガポールだった。
中東から唯一48都市のリストに入ったのはドバイで、8位と健闘したほか、カイロが46位に入った。
この年次ランキングは、世界の主要48都市を「文化・交流」「経済」「研究・開発」「居住」「環境」「交通アクセス」の6分野70指標で総合的に評価するもの。
日本の他の都市では、2025年の国際博覧会(万博)の開催地に決まった大阪が35位と2ランク上昇し、福岡は42位で変わらなかった。