
東京:スペインサッカー界のレジェンド、アンドレス・イニエスタが、バルセロナとレアル・マドリードのエキシビションマッチで現役生活に別れを告げた。
40歳のイニエスタは、2度の欧州選手権と2010年のワールドカップで優勝を果たした後、10月に現役引退を発表した。
バルセロナに在籍した16年間で、9度のリーガ・エスパニョーラ優勝と4度のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げた。
レアル・マドリードの守備陣が自陣のゴールネットを揺らし、バルセロナが2-1で勝利したのだ。
2018年にバルセロナを退団した後、5年間日本でプレーしたイニエスタは、「日本のファンにとっては素晴らしい試合だったと思う」
「彼らが満足して帰ってくれたなら、僕はとても幸せだ」
イニエスタはかつての中盤のパートナー、シャビ・エルナンデスと並び、リバウド、ラファエル・マルケス、ハビエル・サビオラもバルセロナのメンバーだった。
ロベルト・カルロス、ファビオ・カンナバーロ、イケル・カシージャスもレアルのメンバーだった。
イニエスタは、バルセロナとスペインを新たな高みへと導いたシャビとのプレーは「とても楽しかった」と語った。
「もちろん、2人とも以前と同じレベルには達していないけれど、今日の試合では、かつての連係の仕方がよみがえってきたよ」とイニエスタは語った。
イニエスタはバルセロナの名門アカデミー、ラ・マシアを経て18歳でトップチームデビューを果たした。
カンプノウに在籍中、674試合に出場し、32のトロフィーを獲得した。
その後、日本のヴィッセル神戸に移籍し、アラブ首長国連邦で最後のシーズンを過ごした。
イニエスタは、サッカーに関わり続けたいと語った。
「コーチングライセンスを取得することも考えているし、自分のキャリアの行く末を見てみたい」と語った。
AFP