

日本、魚沼: 日曜日に日本の山岳都市で開催された雪合戦大会では、地元気象局がこの冬一番の寒気が日本の北の豪雪地帯を覆ったとしている中、120を超えるチームが熱戦を繰り広げた。
東京の北西約180キロ(112マイル)に位置する新潟県魚沼市で開催された第35回小出国際雪合戦は、この種のイベントとしては日本最大規模だったと、29歳の審査員長、木津拓也氏は語った。
テニスコートほどの広さのグラウンドで、5人1組のチーム同士が2分間の試合を行い、雪玉が直接当たるとポイントが与えられる。
「簡単に言えば、雪玉を作り、投げて、ヒット数を稼ぎ、(得点の多い)チームの勝ちです」と木津氏は言う。
日本では、標準化された雪合戦は「スポーツ雪合戦」として知られ、豪雪地帯の日本中に選手がいる。
日本雪合戦連盟が発表しているルールによると、魚沼の大会には参加していないが、雪玉が当たった時点でアウトとなり、相手が全員アウトになった時点でチームの勝利となる。
東京から参加した26歳の中久保正樹さんは、「雪合戦は元々遊びなので、競技性を持たせるとハイテンションで楽しめるスポーツになるのがいいですね」と語った。
「子供の頃に戻ったような気分になれる、そんな大会だと思います」と、同じ出場者の28歳、尾渕千鶴さんは言った。
魚沼は日本のいわゆる「雪国」の奥地にあり、毎年冬になると大量の雪が降る。
気象庁によると、日曜日までに市内に3メートル以上の雪が積もったという。
「地元の人間から見ると、雪は迷惑で、面倒なものです」と魚沼市出身の木津氏は言う。
「だから、雪合戦を始めることで、雪を楽しいものに変えたいと思ったんです」
優勝者には魚沼特産の米30キロが贈られた。
ロイター