



中国、ハービン: サウジアラビアは金曜日、正式にアジア・オリンピック評議会の旗を受け取り、2029年に開催される第10回アジア冬季競技大会の開催準備を開始した。
この引き継ぎは、ハルビンで開催された第9回アジア冬季競技大会の閉会式で行われた。
王国代表団の団長であるアブドルアジーズ・ビン・トゥルキ・アルファイサル王子(サウジアラビア・オリンピック・パラリンピック委員会会長兼スポーツ大臣)が、ティモシー・フォク・アジア・オリンピック評議会副会長から国旗を受け取った。
式典の中で、主催者はNEOM2029の公式ロゴを発表した。同省の声明によると、このロゴはNEOMの山岳地帯からインスピレーションを得ており、強さと野心を象徴している。
デザインには、ウィンタースポーツのエネルギーと動きを表すダイナミックな形が取り入れられ、「A」の文字は、大会のアイデンティティをアジア冬季競技大会や、NEOMの「Future Rings(未来のリング)」というコンセプトのもと、この地域の未来的なビジョンと結びつけている。
アブドルアジーズ王子は声明の中で、すべての参加国を歓迎し、NEOMで特別で忘れられない大会を開催することを誓った。
「王国は、サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子の惜しみない支援とビジョンのおかげで、スポーツ分野で大きな変貌を遂げている。これにより、サウジアラビアは世界的、大陸的スポーツイベントの主要な開催地として位置づけられるようになった」と述べた。
アブドルアジーズ王子はまた、ラジャ・ランディール・シン氏率いるアジア・オリンピック評議会と、サウジアラビアが世界クラスのスポーツ大会を開催できることを信頼してくれたすべてのアジア諸国に感謝した。
閉会式には、中国の李強首相をはじめ、著名な国際スポーツ関係者が出席した。