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チンアナゴ、人間忘れる?=休館長期化で顔出さず―ビデオ通話でイベント・東京

06 May 2020
館内に人がいない状況に慣れ、人間を「忘れた」からだと考えた同館は、チンアナゴの水槽と一般の人をビデオ通話でつなぐイベントを3日から始めた。(AFP)
館内に人がいない状況に慣れ、人間を「忘れた」からだと考えた同館は、チンアナゴの水槽と一般の人をビデオ通話でつなぐイベントを3日から始めた。(AFP)
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Updated 06 May 2020
06 May 2020

新型コロナウイルスの感染拡大で3月から休館中のすみだ水族館(東京都墨田区)のチンアナゴが、砂から姿を見せなくなっている。館内に人がいない状況に慣れ、人間を「忘れた」からだと考えた同館は、チンアナゴの水槽と一般の人をビデオ通話でつなぐイベントを3日から始めた。

チンアナゴは体長30センチ程度で、体の半分ほどを砂の穴から出し、ゆらゆら動くのが特徴。同館では約300匹を飼育している。もともと警戒心が強い生き物だが、館内のチンアナゴは来館者に慣れており、開館時間中は近づいても動じなかったという。

異変が起きたのは休館後しばらくしてから。日中に飼育員が近づくと砂の中に隠れるようになった。飼育員の堀井陵平さん(28)は「初めての経験で驚いた。姿が見えず、健康管理ができなくなってしまった」と話す。

そこで同館は、タブレット端末5台を水槽前に置き、ビデオ通話アプリ「Facetime」から一般の人の通話を募るイベントを開催。外出自粛の中、自宅からチンアナゴと触れ合えるイベントということもあり、開始直後から参加希望者の着信が殺到した。

堀井さんはイベント初日のチンアナゴの様子について「(参加者が)手を振ると驚いて砂の中に逃げたこともあったが、人間の反応を見ながら恐る恐る顔を出していた」と手応えを実感。反響の大きさに「チンアナゴが愛されていると実感した。皆さんに再びお会いできる日まで健康管理に気を付けたい」と話した。 

イベントは4、5日も開催される。時間は午前10時半から午後2時まで。 

JIJI Press

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