
横浜:スティーブ・オランダ監督は、火曜日に準々決勝進出を決めた後、横浜F・マリノスはアジアチャンピオンズリーグでサウジアラビアのスター選手たちと対戦する準備ができていると語った。
横浜は、16強対決の第2戦で上海港を4-1で下し、合計スコアを5-1としてサウジアラビアでの決勝トーナメント進出を決めた。
サウジアラビアのチームは、クリスティアーノ・ロナウドなどの国際的なスター選手を獲得するために多額の資金を投じており、今シーズンはAFCチャンピオンズリーグの西地区で圧倒的な強さを誇っている。
しかし、オランダは、昨シーズン準優勝したことで横浜には自信を持つ理由があると語り、西地区の強豪たちと互角に戦えると述べた。
「西地区のチームに勝てるだろうか?それはまだわからないが、チームは良い方向に向かっていると思う」とオランダ監督は語った。監督は以前、イングランド代表のギャレス・サウスゲート監督のアシスタントを務めていた。
「彼らは信念と自信を持っている。また、昨シーズンの失望から、彼らは非常にやる気に満ちているだろう。見てみよう」と語った。
チャンピオンズリーグは、準々決勝以降はミニトーナメントとなり、ジェッダで11日間にわたって全試合が行われる。
東西のチームがこの大会で初めて対戦する。
横浜は中国での第1戦で上海を1-0でリードし、リターンマッチの前半30分までに2点を追加してさらにリードを広げた。
上海は1点を返したが、横浜は前半終了前に再び得点し、後半にも追加点を挙げた。
「パフォーマンスにも結果にも非常に満足している。そして、選手たちがサウジアラビアでの非常にエキサイティングなノックアウト方式のトーナメントに参加できるチャンスを得たことを非常に嬉しく思う」とオランダ監督は語った。
「彼らにはそれだけの価値があるから、私はとても嬉しい」と語った。
両チームは1ヶ月の間に3度目の対戦を迎えたが、いずれも横浜が勝利を収めている。
ホームチームは、小雨の降る日本の夜に最高のスタートを切った。キックオフから1分も経たないうちに、上海のディフェンスの連携ミスから遠野大弥が先制点を挙げたのだ。
「勇気を持って、アグレッシブに、高い位置からプレスをかけようと話していたのに、開始1分で失点してしまい、試合は一気に厳しくなった」と上海のオーストラリア人監督ケビン・マスカットは語った。
その後、遠野がポストを叩いたが、横浜はプレッシャーをかけ続け、前半30分を切ったところで、アンデルソン・ロペスが追加点を決めた。
上海は、ブラジル人選手レオナルドが主将のリ・アンのクリアボールをゴールに押し込み、1点を返した。
しかし、ハーフタイム直前に、横浜が素早い前線への突破から3点目を挙げ、マテウス・ヤンが再びリードを奪った。
ロペスは、コジョ・アザンベがポストを叩いた10分後に2点目を決めた。
得点王のブラジル人選手の今大会9点目となった。
「サウジアラビアに行けることがとても嬉しい」とロペスは語った。
「昨年は決勝で負けて辛かったが、今年はまだ獲得していないタイトルを獲得できるチャンスがあると思う」
AFP