
リヤド:サウジアラビアは木曜日、リヤドでプレーヤーが10人の中国を1-0で破り、2026年ワールドカップ予選通過を再び軌道に乗せた。
後半開始早々のサーレム・アッ=ドーサリのゴールで、エルヴェ・ルナール監督率いるサウジアラビアはグループCの3位に浮上。自動予選2位の座を争うオーストラリアに1点差、インドネシア、バーレーン、中国に3点差となった。
日本はバーレーンを2-0で破り、3試合を残してグループ首位との勝ち点差を9となった。
オーストラリアがインドネシアに5-1で勝利したことで、サウジアラビアへのプレッシャーはさらに増していた。過去4試合で勝ち点2しか取れなかったサウジアラビアは、火曜日には圧倒的な強さを誇る日本との対戦を控えている。
予想通り、サウジアラビアは攻勢を強め、前半の半ばにはリードを奪うまであと少しというところまで迫った。アッ=ドーサリがエリア内左のナワフ・ブシャルにボールをつなぐと、アル・ナスルのスターは変化球シュートを放ったが、クロスバーの下側に跳ね返された。
その8分前、ホームチームは、ムサブ・アル=ジュワイヤルのクロスをMFファイサル・アル=ガムディが至近距離からゴールに押し込んだのだ。
しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリーがアル・ガムディのハンドボールを発見したため、喜びもつかの間だった。
前半のアディショナルタイム、中国は林良銘がハッサン・カデシュへのタックルでレッドカードを受けチームは10人になった。
その5分後、アッ=ドーサリが予選リーグ410分間でチーム初となるゴールを決め、均衡を破った。アイマン・ヤヒヤがエリア内左から放ったシュートは、サウド・アブドゥルハミドがアッ=ドーサリにボールをつないだが、王大雷に阻まれた。アル・ヒラルのスターはミスを犯さず、至近距離からゴールを狙った。
ホームチームは、同点に追いつくための2点目を狙って攻め続けた。しかし、2点目を奪うことはできなかった。
6チームからなるグループの上位2チームが自動的にワールドカップ出場権を獲得し、3位と4位のチームはプレーオフに進む。