

東京:サウジアラビアのエルベ・ルナール監督は、日本がワールドカップ出場を決めたからといって、東京の北にある埼玉スタジアムで火曜日に対戦する両チームのプレーに影響はないと語った。
日本は木曜日にバーレーンに2-0で勝利し、来年のワールドカップ出場を決めた。オーストラリアが勝ち点10で2位、サウジアラビアが9で続いている。
レナール監督は月曜日、東京近郊の埼玉スタジアムで行なわれた記者会見で、「我々はまだ明日、日本と対戦し、バーレーンに行き、最終戦でオーストラリアを迎え撃たなければならない」
「常に状況に適応し、強く、直接予選を勝ち抜くために戦わなければならない。日本は規律正しく、私は彼らの哲学を知っている。我々はアジア最高のチームと対戦する」
ゴールキーパーのナワフ・アル・アギディは、サウジ代表は日本でポジティブな数日間を過ごしたと語った: 「日本での2、3日、すべてがポジティブだった。サウジアラビア代表を温かく迎えてくれた日本の皆さんに感謝するとともに、ワールドカップ決勝トーナメント進出を決めた代表を祝福したい。明日の試合は両チームにとって難しい試合となるが、なんとか勝点3を獲得できることを願っている」
レナール監督は、サウジアラビアが1-0で勝利した前節の中国戦は「いい試合だった」としながらも、チームの効率が十分でなかったことを認めた。「ゴールは少なかったが、チャンスはたくさんあった」
レナール監督は、チームに負傷者が出たこと、ラマダン(断食月)の影響があったことを指摘したが、言い訳はしないと強調した。「確かに、負傷した選手がいるのは事実だが、これはサッカーの一部であり、我々自身が適応しなければならない。ラマダン中にけいれんを起こしたことに関しては、すべての選手にとって決して簡単なことではない。明日はたくさん走らなければならないから、明日に備えておかなければならない」
アル・アギディは、ゴールキーパーとしての自分の役割はチームを助けることだと語った: 「僕の目的は常に代表チームを助けることで、だからもっとプレー時間を増やしたかったし、ここが僕の居場所なんだ。GKとして、プレー時間を増やすことはとても重要だ。明日はチームのために重要な役割を果たす準備はできている。試合中、仲間の選手たちを助けて、僕らが目指してきた結果を出せるようにベストを尽くす」
レナール監督は、2050年までにワールドカップで優勝するという日本の野望について質問された。「大きな野心を持つのは普通のことだ。ワールドカップで優勝するというのは、とても大きな野望だが、彼らは将来、それを成し遂げることができる。とても強いチームと対戦するのだから、タフなゲームになることを覚悟しなければならない。でも、サッカーでは自分を信じなければならない」