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UAEと日本、文部科学省奨学金で関係強化

ドバイの公立学校の学年度初日、教室に座る子どもたち。(AFP=時事)
ドバイの公立学校の学年度初日、教室に座る子どもたち。(AFP=時事)
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06 May 2025 06:05:45 GMT9
06 May 2025 06:05:45 GMT9

アラブニュース・ジャパン

ドバイ:過去10年間、UAEと日本の教育協力は、故安倍晋三首相とシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン氏との2013年の教育分野での協力強化の合意に後押しされ、着実に成長してきた。

それ以来、UAEの学生たちは、環境学、機械工学、経営学などの主要分野で、日本で学位取得を目指している。

このパートナーシップの最も永続的な象徴のひとつが、アブダビ日本人学校である。

1978年に設立された同校は、シェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド殿下の要請により、2006年からUAEの学生を受け入れている。

2021年には最初のUAEの生徒が卒業し、日本の東海大学で学業を続けるという大きな節目を迎えた。

UAEの大学や高校における日本語教育の発展は、両国の相互理解と学術交流をさらに深めた。

この基盤の上に、日本政府は文部科学省を通じて2026年度文部科学省奨学金プログラムの募集を開始した。

アラブ首長国連邦(UAE)国民を対象としたこの奨学金制度は、学部課程と研究課程の2つのコースがあり、授業料全額負担、毎月の奨学金、日本への往復航空券が含まれている。

文部科学省奨学金は1990年にUAEで初めて導入され、1991年に最初のUAEの奨学生が日本に渡った。

このプログラムは毎年、UAEの志願者に医学、歯学、獣医学、薬学など多様な分野の研究を奨励している。

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