
東京:オリンピックの走り高跳びチャンピオン、ヤロスラーバ・マフチフは、東京で足跡を残すことで、「ウクライナが戦い続けていることを人々に示したい」と、9月の世界選手権を前に土曜日に語った。
23歳のマフチクは、日曜日に日本の首都で開催されるゴールデングランプリに出場する。
マフチクは、2022年にロシアがウクライナに侵攻して以来、ウクライナのトップアスリートとして頭角を現している。
彼女は昨年2.10mの世界記録を樹立し、パリ大会で金メダルを獲得した。
彼女は「私は国を代表しているので、どの大会も私にとって重要です」と述べた。
「ウクライナが独立のために戦い続けていることを人々に示すために、私はベストを尽くしています」
「国を代表することを本当に誇りに思う。だから、世界チャンピオンのタイトルを守るために9月に戻ってくるのを楽しみにしています」
マフチクはウクライナへの支援を公言しており、侵攻が始まって以来犠牲となった何百人もの選手やコーチにオリンピックの金メダルを捧げた。
彼女が世界タイトルの防衛に照準を合わせるとき、祖国のことが再び頭をよぎった。
「もちろん、金メダルを取るという目標はあります」
「残念なことに、今は大変な時期なので、国民に幸せな時間を与えたい。スポーツと芸術だけが、このような思い出を与えることができるのです」
マフチクは、パンデミックで延期された2021年のオリンピックで銅メダルを獲得して以来、初めて東京に出場する。
2023年のブダペスト大会では世界タイトルを獲得し、その1年後にはオリンピックで金メダルを獲得した。
彼女は、4年前にパンデミック規制のために無観客で行われた東京の雰囲気を味わいたいと語った。
「コロナでは、この雰囲気を楽しむ時間がなかったから」
「明日は素晴らしい雰囲気になることは間違いありません。9月の世界選手権の前のいい準備になります」
パリ五輪で銀メダルを獲得したアメリカのスプリンター、シャーリ・リチャードソンは、東京の女子100mで今季初レースに臨む。
男子100mでは、アメリカのクリスチャン・コールマンがレースをリードする。
AFP