
パース:森保一監督はすでに日本を来年のワールドカップ決勝トーナメント進出へと導いているが、木曜日にパースで行なわれたオーストラリア戦に1-0で敗れたことについては、不満を隠せなかった。
アジズ・ベヒッチの90分の一撃で、サムライブルーはオーストラリアに16年ぶりの敗戦を喫し、昨年2月以来の全試合敗退となった。
森保監督は記者団に「非常に悔しく、残念な結果に終わった」と語った。
「経験の浅い選手が多く出場していたが、練習に熱中し、ベストのプレーを見せ、チームとして日本らしく戦う準備をしていた」
森保監督は来年のワールドカップで優勝するという野望を抱いている。2022年の前回大会で日本を率いてドイツとスペインに勝利したことを思えば、それほど無謀な目標ではない。
選手層を厚くするために、森保監督は木曜日にトップ選手を休ませ、9人の先発選手(うち3人はデビューメンバー)を起用した。
それでも試合は、最後の数分を除いてはポゼッションサッカーで支配し、ゴール前でもっと良い結果を出していれば勝っていただろう。
「技術的にもフィジカル的にも2番手だったとは思わない。もしかしたら、経験不足が災いしたのかもしれない」と森保監督は語った。
「(経験の浅い)選手たちがプレッシャーのかかる環境で何ができるかを見たかった。我々は改善し、選手層を厚くしなければならない」と語った。
日本代表は火曜日、吹田でインドネシア代表と予選リーグを戦う。
「無敗を続けたかったが、もう遅すぎる」
「勝利で締めくくれるよう、最高の準備をしたい」と語った。
ロイター