
北九州:エディ・ジョーンズ率いる日本が、土曜日に開催された2試合のテストマッチ第1戦で24-19で勝利し、ウェールズの連敗記録を18試合に伸ばした。後半の激しい反撃が勝利の要因となった。
ベン・トーマス、トム・ロジャースのトライとペナルティトライで、暑く湿った北九州でウェールズが優勢に試合を進めていたが、日本が後半に2トライを挙げ、逆転勝利を収めた。
ウェールズの最後の勝利は2023年10月のワールドカップでジョージアを破った試合で、この連敗はタイアー1国としての記録となった。
前回の試合では、シックス・ネイションズでカーディフでイングランドに68-14の大敗を喫していた。
キックオフ時の気温は蒸し暑い31度で、ボールの扱いが困難だった。
ウェールズは試合開始直後、ベン・カーターが激しい頭部衝突で倒れ、大きな打撃を受けた。
怪我でシックス・ネイションズを欠場していた24歳のカーターは、数分間地面に倒れた後、担架で運び出され、ジェームズ・ラッティに交代した。
ウェールズは4分、ラインアウトからタウペ・ファレタウが日本のディフェンスに穴を開け、トーマスがトライを決めて先制した。
日本は試合に巻き返し、16分に松永 拓朗が流れるような攻撃をトライで決めて同点に追いついた。
松永は直後に負傷退場し、デビュー戦の中楠一期が交代で出場。ナカクスは日本のベンチにいた6人の未出場選手の一人だった。
中楠は国際ラグビーの厳しい洗礼を受けた。出場直後にウェールズのジョシュ・アダムスがトライライン付近でボールを保持していたところ、ボールを叩き落としてペナルティトライを献上した。
中楠はさらに反則でシンビンを命じられ、ウェールズは一時的な数的優位を活かし、ロジャースが3つ目のトライを挙げた。
後半開始直後に日本はノックオンでトライを無効にされたが、59分に中楠がトライを決め、ホームチームはすぐに反撃に出た。
李承信がペナルティキックで2点差に追い上げ、デビュー戦のハラトア・ヴァイレアが日本を初めてリードした。
AFP