
東京:エディー・ジョーンズ ヘッドコーチは木曜日、神戸でおこなわれるテスト第2戦のメンバーを発表し、日本代表がウェールズ代表に連勝し、「歴史を作るチャンス」だと語った。
日本代表は先週末、北九州でウェールズ代表を24-19で下している。
ジョーンズ監督は今回も経験の浅いメンバーを起用し、先発4人が2キャップ目、ベンチには4人の未キャップ選手が入った。
先月トゥールーズでフランス・トップ14のタイトルを獲得したスクラムハーフの齋藤直人が、藤原忍に代わって先発メンバーに復帰した。
ジョーンズ監督は「チームとして成長し続けることが重要」と語った。
「ジャパンはこれまで、トップクラスのチームを連続で破ったという記録を持っていない。だから、歴史を作るチャンスなんだ」とジョーンズは言う。先週、36歳のマイケル・ライチが素晴らしいプレーを見せた後、再びマイケル・ライチをキャプテンに指名した。
「でも、僕らにとってもっと大事なのは、もっといいプレーができるということだ」
「最初の試合ではいいプレーができたが、これからはもっと激しく、もっと努力して、自分たちのプランを実行しなければならない」
先週の試合は気温31度、湿度も高く、ボール回しが難しい中での試合だった。
土曜日の予報は気温が3度高く、試合は開閉式の屋根のあるスタジアムで行われる。
ジョーンズ監督は、屋根が開くか閉じるかはわからないとしながらも、「ウェールズと対戦するときに屋根の話をするのはとても皮肉なことだ」と語った。
「イングランドと対戦するとき、屋根が開くか閉じられるか、雨が降るのか降らないのか、そういうことは知られている」
「そのような駆け引きは、世界中のどの国でも同じだ」
「北半球に行くと、誰もヒーターをつけない」
ジョーンズ監督は先発メンバーを5人変更した。
先週の試合でベンチからデビューし、ともに得点を挙げた中楠一期とハラトア・ヴァイレアが先発メンバーに名を連ねた。
AFP
日本代表(15勝1敗)
中楠一期、石田吉平、ディラン・ライリー、中野翔吾、ハラトア・ヴァイレア、李承信、齋藤直人、ファウルア・マキシ、ジャック・コーネルセン、マイケル・ライチ(キャプテン)、ワーナー・ディアンス、エピネリ・ウルイヴィティ、為房 慶次朗、原田守、紙森陽太
交代要員ハヤテ・エラ、木村 星南、竹内修平、ワイサケ・ララトゥブア、ベン・ガンター、藤原忍、サム・グリーン、植田和磨。