
ニューヨーク:2度のグランドスラム覇者、大坂なおみは金曜日の全米オープンの3回戦でウクライナのマルタ・コスチュク(18)と激突し、フルセットで破った。
2018年全米オープン覇者の大坂は、無観客のアーサー・アッシュ・スタジアムで、ノーシードの世界ランク137位 に対し6-3、6-7(4-7)、6-2で2時間33分に及ぶ死闘を制した。
第4シードの大坂は、第14シードのアネット・コンタベイト(エストニア)とマグダ・リネッテ(ポーランド)の勝者と準々決勝進出をかけて対戦する。
大坂は、2月にジョージア州南部のブランズウィックで白昼のジョギング中に射殺された非武装の黒人男性、アフマド・アーベリーさんの名前がプリントされたマスクを着用してコートに入場した。
人種差別や警察の残虐行為に反対する活動家である大坂は、大会を通じて社会的不正の犠牲者に敬意を払うさまざまなマスクを着用している。
水曜日の2回戦の勝利に先立ち、23歳のアフリカ系アメリカ人男性、イライジャ・マクレインさんの名前がプリントされたマスクを着用した。
2019年全豪オープン覇者の大坂は、月曜日にも、3月にケンタッキー州のアパートを襲撃した警察によって射殺されたアフリカ系アメリカ人の救急救命士、ブリオナ・テイラーさんに敬意を払った。
AFP