
大阪:坂本花織は土曜日に完璧に近いフリーを演じ、フィギュアスケート・グランプリシリーズ最終戦である女子NHK杯を獲得した。
映画「マトリックス」の音楽に合わせて滑った坂本は、ショートプログラムで最初に演じ、ダブルアクセルで着地し、トリプルフリップ、トリプルトーループの組み合わせで153.91点、合計229.51点を獲得した。
「緊張しましたが、練習通り伸び伸びと滑ることができました」と坂本は語った。「この結果が、日本国民に自信を与えてくれることを願います。」
坂本はまた、トリプルルッツ、トリプルサルコウ、トリプルループ、さらに2つのコンビネーションジャンプを着地させた。
金曜日のショートプログラムに続いて2位だった2018年の世界銀メダリスト、樋口新葉は、フリーの開始時にトリプルアクセルで着地し、フリープログラムで4位に終わったにもかかわらず、200.98ポイントで総合2位となった。松生理乃は198.97ポイントで3位だった。
NHK杯は通常、世界中からライバル選手が集まるが、コロナウイルスの流行で渡航制限が定められ、多くは日本人選手に限られた。
コロナウイルスの懸念にもかかわらず、土曜日のプログラムは観客がほぼ定員に達した。日本はこれまでウイルス感染抑制に成功していたが、最近、感染者が急増している。
12月10〜13日に北京でオリンピックのテスト大会として開催されるフィギュアスケート・グランプリファイナルは延期された。カナダとフランスでのグランプリ大会は、COVID-19のために中止となった。
AP