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「会えないからこそ」心込め=家族宛の年賀状、写真館も需要増―コロナ禍の年末年始

(Shutterstock)
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28 Dec 2020 06:12:25 GMT9
28 Dec 2020 06:12:25 GMT9

「会えないからこそ、心を込めて書きたい」。新型コロナウイルスの感染者急増で帰省の自粛が広がった年末年始。例年と異なり、一緒に新年を迎えることができない両親や親戚に宛てた年賀状が注目を集めている。直筆メッセージを添える女性。イラスト付きの年賀状を自作する男性。思いが込められた一枚一枚が会えない家族との距離を埋める。

年賀状を送るなんて高校生のとき以来」。両親や祖父母が住む岐阜県への帰省を見送った千葉県の会社員女性(26)は無料通信アプリ「LINE(ライン)」などでのメッセージではなく、久々に筆を執ることを決めた。

祖父母は、女性が子どものころに送った年賀状や暑中見舞いを今も大切に残している。「昔ながらの形に残るあいさつもいいかな。会えないからこそ、心を込めて」。新年、祖父母と両親それぞれに、女性直筆の一枚が届く。

仙台市の団体職員熊谷毅さん(44)は、いつもなら秋田県の実家で顔を合わせる小学3年生のおい(9)と1年生のめい(6)への年賀状を自作。喜ぶ2人を想像し、大ヒットした漫画「鬼滅の刃」のイラスト付きだ。

東京都品川区の「岡崎写真館」の3代目店主、伊与田彰さん(53)によると、11月中旬ごろに年賀状用の撮影予約が入り始め、例年の1.5倍に当たる約30組を写真に収めた。外出自粛が続いたためか、「今年は家族の写真がない」と慌てて来館する家族も少なくなかったという。

長女(13)と長男(2)を連れて訪れた港区の会社員男性(44)と妻(44)は、「子どもの1年の成長を残せてよかった」とほっとした様子。伊与田さんは「コロナ禍で家族の大切さを改めて感じた方も多いでしょう。大事な人にぜひ特別な1枚を」と笑顔で話した。 

JIJI Press

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