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日本政府、ＵＮＲＷＡ拠出再開＝改善策評価、５２億円支援へ

２０２３年度補正予算に計上した約３５００万ドル（約５２億円）を拠出する。　(Reuters)
２０２３年度補正予算に計上した約３５００万ドル（約５２億円）を拠出する。　(Reuters)
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02 Apr 2024 02:04:27 GMT9
02 Apr 2024 02:04:27 GMT9

日本政府は２日、国連パレスチナ難民救済事業機関（ＵＮＲＷＡ）への資金拠出を再開すると発表した。イスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲への職員関与の疑惑が浮上し停止していたが、同機関が実施する組織改善策が評価できると判断した。２０２３年度補正予算に計上した約３５００万ドル（約５２億円）を拠出する。　

上川陽子外相は国会内で記者団に、ＵＮＲＷＡについて「ガバナンス改善策を進め、わが国の資金の（不正利用）リスクを管理する新たな取り組みを始めている」と説明。「資金拠出の一時停止を解除し、資金の適正性を確認しながら支援を実施していく」と語った。

政府は再開に当たり同機関のガバナンス強化の取り組みを重視してきた。先月２８日には上川氏が来日したラザリーニ事務局長と会談し、活動の透明性確保などの組織改革について確認。両氏は拠出再開へ最終調整する方針で一致していた。

政府は１月の疑惑浮上を受け、約３５００万ドルの支援を停止し、ガバナンス強化などの取り組みを求めていた。

時事通信

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