
シドニー:日本は、米国、オーストラリア、英国との先端軍事技術に関する協力について話し合うことに関心があると、ある政府関係者が水曜日に語った。
在オーストラリア日本大使館の関係者はAFPに対し、日本政府はインド太平洋地域におけるAUKUSの取り組みを支持しており、協力を深める方法を検討していると語った。
また、日本はオーストラリア、英国、米国の間で、人工知能や水中能力を含む様々な問題について議論されていることを認識していると付け加えた。
「日本は、先端能力分野における技術協力の可能性に関心を持っており、オーストラリア、米国、英国との協力を引き続き強化していく」と大使館は声明で述べた。
“(日本は)「自由で開かれたインド太平洋」を実現するため、重要な防衛・安全保障パートナーであるオーストラリア、米国、英国との協力を引き続き強化していく”
AUKUSは2021年に設立され、主に2つの実質的な目標を掲げている。第一の柱は、オーストラリアに原子力攻撃型潜水艦の艦隊を提供することだ。
第二の柱は、AI、海中ドローン、極超音速技術、電子戦技術などの高度な戦闘能力の開発に重点を置くもの。
岸田文雄首相は来月ワシントンを訪れ、そこで安全保障パートナーシップに関する日本の協力を発表する可能性があると、日本の日経新聞は匿名のアメリカ政府関係者の話を引用して土曜日に報じた。
昨年作成された英国下院のブリーフィングでは、ニュージーランド、日本、韓国が第二の柱で協力する「理想的な候補」であるとしている。
オーストラリア政府高官は2月、ニュージーランド政府高官にこのプログラムについて説明した。
オーストラリア国防省のアントン・ヤングマン次官は、「これは情報提供のための背景説明であり、ニュージーランドが第二柱に参加することを意図したものではない」と述べた。
AFP