

シャムス・エル・ムットワリ ドバイ
「てつおじさんのチーズケーキ(Uncle Tetsu)」は、世界的に有名な日本のチーズケーキブランドで、2018年12月にはついにアラブ首長国連邦(UAE)にお店がオープンした。
同ブランドは「口の中でとろけるようなプレミアム品質のクリームチーズとバターで作られた」ふわふわのケーキが評判を得ている、とオペレーションマネージャーのムハンマ・ムニール氏は述べる。
てつおじさんのチーズケーキは、1985年に溝上徹思氏が博多で創業した。
オンラインストアには「クリームチーズ、バター、卵は厳選したものを使用しており、このこだわりの素材がおいしさの秘密です。ケーキはひとつひとつ丁寧に焼き上げており、日本の味をより身近に感じていただけます」と記載されている。
UAEの支店では、メニューを少なく甘いものにし、3種類のチーズケーキを販売している。それぞれ、オリジナルジャパニーズチーズケーキ、チョコレートジャパニーズチーズケーキ、ハニージャパニーズチーズケーキだ。
これは、世界各国の支店で提供されている、ストロベリーチーズケーキ、抹茶チーズケーキ、オレオチーズケーキなどの豊富なメニューとは異なっている。
てつおじさんのチーズケーキは、サウジアラビアに5支店、UAEに2支店を含む、30カ国に支店を構えている。
ケーキのやわらかさは、材料を混ぜ合わせてから型に入れ、オーブンで46分間焼くことで実現している。
ケーキ作りの行程はこれで終わらず、焼きあがったケーキには焼き印機を使用し、てつおじさんのロゴを刻印している。刻印は、1990年から行われている。
この本格的な日本のチーズケーキはUAEで急速に人気が出ており、マネージャーのムニール氏によると、訪れるお客さんの約7割がアラブ国籍の人だという。
ウェブサイトには「軽い品質とバランスの取れた甘さで、味と食感が絶妙にマッチしていると評判です」と記載されており、同店もその人気を認めている。
同店では、一番人気のオリジナルチーズケーキの他に、チーズタルトやマドレーヌなどの甘いお菓子も販売している。
また、温かい飲み物と冷たい飲み物の両方を販売している。