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インドネシアでの民間機墜落事故、遺体の一部と残骸を発見

インドネシアの捜索救助隊員が、日曜日、2021年1月9日に海に墜落したスリウィジャヤ航空機SJ182便の残骸と思われるものを運ぶ。 (Reuters)
インドネシアの捜索救助隊員が、日曜日、2021年1月9日に海に墜落したスリウィジャヤ航空機SJ182便の残骸と思われるものを運ぶ。 (Reuters)
ジャカルタのタンジュンプリオク港の捜索救助指令センターで、日曜、スリウィジャヤ航空の旅客機が2021年1月9日に離陸した直後に管制官とのコンタクトを失った場所周辺の海域で発見された破片を捜査員が調査する。 (AP)
ジャカルタのタンジュンプリオク港の捜索救助指令センターで、日曜、スリウィジャヤ航空の旅客機が2021年1月9日に離陸した直後に管制官とのコンタクトを失った場所周辺の海域で発見された破片を捜査員が調査する。 (AP)
スリウィジャヤ航空のボーイング737-500型機が1月9日にジャカルタ空港を離陸した直後に墜落した疑いが持たれているランカン島付近で捜索救助隊のメンバーによる活動が行なわれている、2021年1月10日。(AFP)
スリウィジャヤ航空のボーイング737-500型機が1月9日にジャカルタ空港を離陸した直後に墜落した疑いが持たれているランカン島付近で捜索救助隊のメンバーによる活動が行なわれている、2021年1月10日。(AFP)
インドネシア海軍のダイバーが、ジャワ島沖で墜落したスリウィジャヤ航空旅客機の捜索に参加、2021年1月10日。(AP)
インドネシア海軍のダイバーが、ジャワ島沖で墜落したスリウィジャヤ航空旅客機の捜索に参加、2021年1月10日。(AP)
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10 Jan 2021 12:01:32 GMT9
10 Jan 2021 12:01:32 GMT9
  • スリウィジャヤ航空182便は、2021年1月9日、離陸直後に姿を消した
  • 西カリマンタン州のポンティアナックに向かっていた飛行機には62人が搭乗していた

ジャカルタ:当局者が語ったところでは、ジャカルタから離陸直後に62人が搭乗したボーイング737-500が墜落した翌日の日曜日の早朝、インドネシアの捜索救助隊は、ジャワ海から遺体の一部、衣類、金属破片を回収している。

当局は、ソナー装置が航空機からの信号を検出後、スリウィジャヤ航空182便の残骸の在りかが間違いなく把握されている事を期待している。

ブディ・カリヤ・スマディ運輸相は記者団に対し、当局は「墜落現場の可能性のある場所」を特定後、すぐに大規模な捜索活動を開始していると語った。

「回収された残骸はランカン島とラキ島の間で、捜査救助隊によって発見された」と、国家捜索救難庁のバガズ・プルヒトが声明で述べた。

インドネシア軍の最高責任者で空軍大将のハディ・チャジャントは、遠隔操作無人探査機を装備したリゲル海軍艦艇のチームが、飛行機が行方不明になる前にパイロットと最後に交信したときの座標軸に一致する航空機からの信号を検出したと述べた。

「我々はすぐに遭難者を発見、救助するために海軍のエリートユニットからダイバー選抜して、派遣している」と、チャジャントは述べている。

インドネシアの航空会社が運航するボーイング機が交信を絶ってから12時間以上が経過したが、墜落の原因については不明のままである。

ジャカルタの海岸の北方にあるサウザンド諸島周辺の漁師達は、土曜日の午後2時半頃に爆発音を聞いたと報告している。

「何かが爆発するのを聞いた。爆弾か津波だと思った、その後大きな波が押し寄せてきたからだ」と、ソリヒンという通り名を持つ漁師が電話でAP通信の取材に答えた。

「雨が激しく降っていて、天気はとても悪かった。周囲をはっきり確認することは難しかったが、爆発音の後に大きな水しぶきが上がるの同時に、高い波が押し寄せてきた。大きなショックを受け、また船の周りに飛行機の残骸と燃料が漂うのを直接見た」

スマディ運輸相によると、SJ182便は予定時刻からおよそ1時間遅れの午後2時36分に離陸している。そして、パイロットが29,000フィート(8,839メートル)の高度に上昇すると航空交通管制と交信した4分後にレーダーから消えた。

飛行機には、7人の子供と3人の赤ちゃんを含む62人が搭乗していた。

ボーイング社は声明のなかで、「スリウィジャヤ航空のフライトSJ-182に関するジャカルタからのメディア報道は把握している」と述べている。「我々の想いは乗務員、乗客、ご家族の皆様と一緒です。現在顧客である航空会社側と連絡を取り合っており、この困難な時期に航空会社側を支援する準備は出来ています」

当局は、空港と港の2箇所に危機管理センターを設置し、そこに搭乗者の家族が愛する人のニュースを待つために集まっている。

ソーシャルメディア上では、搭乗者名簿と共に、そこに乗客として記載されていた人たちの写真や動画が投稿され始めている。あるビデオでは、空港内を歩きながら別れを告げる、子供を連れた女性の姿が映し出されている。

スリウィジャヤ航空のジェファーソン・アーウィン・ジョーウェナ社長は、SJ-182便の機齢は26年で、以前は米国の航空会社が使用し、まだ飛行に耐えうる状態であったと語った。また、土曜日には記者団に対し、同機は同じ日に既にポンティアナックとパンカル・ピナン市間を飛行していると述べた。

「整備報告書によると、特に異常は見つかっておらず、飛行に問題はなかった」と、ジョーウェナ社長は記者会見で語った。離陸が遅れたのは、悪天候のためであり、機体に何らかの問題があったせいではない。

2億6,000万人以上の人口を抱える世界最大の群島国家であるインドネシアは、フェリーの過密化、インフラの老朽化、安全基準の未整備などにより、陸、海、空の輸送事故に悩まされてきました。

2018年10月には、ライオン・エアが運航するボーイング737 MAX 8型機が、ジャカルタから離陸して僅か数分後にジャワ海に墜落し、搭乗していた189人全員が死亡している。ライオン・エアの墜落と、その5ヶ月後に起きたエチオピアでの737 MAX 8型機の別の墜落時には、同じく搭載されていた自動飛行制御システムが要因とされ、その後20ヶ月間のMAX8型機の飛行禁止につながった。しかし、今回の土曜日の墜落事故に関与した飛行機には同自動飛行制御システムは搭載されていなかった。

ライオン・エアの墜落事故は、スマトラ島メダン近郊にガルーダ航空便が墜落し、搭乗者234人が死亡した1997年以来、インドネシアで最悪の航空事故となった。2014年12月には、インドネシアのスラバヤ発シンガポール着のエアアジア便が海に転落し、162人が死亡した。

2008年に、着陸機が油圧の問題で滑走路から外れ、農民が亡くなった以外では、スリウィジャヤ航空はこれまで数件の軽微な事故しか起こしていない。

米国は2007年にインドネシアの航空会社の国内での運航を禁止したが、国際的な航空基準への準拠度合いの改善を理由に、2016年に決定を取り消している。欧州連合は以前は同様の禁止措置を導入していたが、2018年6月に解除した。

AP

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