

細川 環
札幌: コロナ禍の真っただ中で人々はフクロウなどの猛禽類や小型ワニなどの熱帯地方の生き物を体験できるカフェが人気です。日本の北方にある北海道の札幌市にあるフクロウカフェ、「トロピカル・ジェム」は、3羽のフクロウに加え、オウムやインコの他に多数のトカゲ、小型ワニ、ウミガメなどを置いています。
店長の小林斎史さんは、「フクロウに会いに来て癒しを得て貰えたら嬉しい。フクロウのことをもっと知ってほしい。」と言います。コロナ禍で客足は減ったが、以前は20~30人は来ていたといいます。小林さん自身、二羽のフクロウを自宅で飼っているといいます。定番の猫や犬ではなく、なぜフクロウなのかと問われると、「やはり瞳ですね。よく見つめてくれるので、それが魅力だと思います。」
店内には3羽のフクロウと多種にわたるニシキヘビやトカゲなどの爬虫類やウミガメ、ウサギやハムスターなどもおり、南米、ドイツやカナダなど世界中から集められています。
価格はクランウェルツノガエルの5千円から、寿命約75年のオリーブ色のオウムの680万円まで多岐に渡ります。
料金は時間制で、1時間につき大人1,500円、中学生1,000円、12歳以下500円となります。写真は撮り放題でフクロウを腕に載せるときに使う猛禽類用の丈夫な皮革製手袋を貸してくれます。フクロウカフェを経営するには必ず第一種動物取扱業の種別に係る知識及び技術を習得していることの証明を得ていることが必要で、関連する資格を得ていることが条件となります。動物愛護団体には動物を不当に扱う業者もいると反対している団体もありますが、動物の扱い方に関しては各店によります。
店長の小林さんは、フクロウは飼いやすいと言いますが、餌に関しては
生肉を捌くのに抵抗がある人も少なくはなく、家で飼うにはちょっと、、という人は是非フクロウカフェに来て癒されることをおススメします。
東京から来た細川千鶴さんは、「フクロウと親しんでとても癒されます。可愛いです。」と言って写真を取りながら楽しんでいました。