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古くてもお宝:東京のレトロカーオーナーら、モダンクラシック車に興じる

愛好家のゆるい集いが、キャデラックやシボレーをはじめとする20世紀半ばから後期にかけてのモダンクラシックカーで毎週末のように都心に乗り付け、愛車を自慢する。(AFP)
愛好家のゆるい集いが、キャデラックやシボレーをはじめとする20世紀半ばから後期にかけてのモダンクラシックカーで毎週末のように都心に乗り付け、愛車を自慢する。(AFP)
愛好家のゆるい集いが、キャデラックやシボレーをはじめとする20世紀半ばから後期にかけてのモダンクラシックカーで毎週末のように都心に乗り付け、愛車を自慢する。(AFP)
愛好家のゆるい集いが、キャデラックやシボレーをはじめとする20世紀半ばから後期にかけてのモダンクラシックカーで毎週末のように都心に乗り付け、愛車を自慢する。(AFP)
愛好家のゆるい集いが、キャデラックやシボレーをはじめとする20世紀半ばから後期にかけてのモダンクラシックカーで毎週末のように都心に乗り付け、愛車を自慢する。(AFP)
愛好家のゆるい集いが、キャデラックやシボレーをはじめとする20世紀半ばから後期にかけてのモダンクラシックカーで毎週末のように都心に乗り付け、愛車を自慢する。(AFP)
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06 Feb 2021 06:02:19 GMT9
06 Feb 2021 06:02:19 GMT9

東京:スピードを誇るマシンではなくとも、日本のレトロカー愛好家にとっては旧車の流線形のシルエットや光沢のほうがずっと特別な魅力が感じられるようだ。

愛好家のゆるい集いが、キャデラックやシボレーをはじめとする20世紀半ばから後期にかけてのモダンクラシックカーで毎週末のように都心に乗り付け、愛車を自慢する。

「運転するたびに興奮を覚えます。こういう気持ちにさせてくれる車はなかなかありません」と、磯貝正宗さんは愛車の「ナイトライダー」レプリカ、ポンティアック・トランザムについてAFPに語った。80年代の同名のTVドラマで有名になった車だ。

磯貝さんが「コックピット」と呼ぶ運転席に滑り込むと、未来的なディスプレイや電光のボタン、そして巨大なゲーミングコントローラーのようなハンドルに囲まれる。

これらのSF的な仕上げは、番組に登場するAI仕込みのしゃべる車、KITT(キット、Knight Industries Two Thousand)の見た目と雰囲気を再現するために施されたものだ。

「運転しながら車に話しかけていますよ」と磯貝さん(46)は笑って言う。効果音やフロントの「KITTスキャナー」ライトも装備した、この流線形の黒い愛車を所有して約10年になるという。

近年、日本は燃費やスペースの面で経済的、実用的で壊れにくい車で有名だが、これらの旧車はメンテナンスに非常に骨が折れる、まったくの別世界だ。

このカジュアルな集まりには10人ほどのメンバーがおり、中でも最も古い車は1941年型キャデラックと復元された1929年型フォード・モデルAだ。

1956年型フォードF100 パンプキンから1961年型フォルクスワーゲン・カルマンギアまで、車が通りすぎるたびに歓声が上がり、カメラのシャッターが切られる。

「旧車のフォルムはとても魅力的です。現代の大量生産では出せない味わいがあります」と、愛車の赤の1959年型キャデラック・クーペドヴィルの隣に立ち和田裕之さん(49)は語る。

「歳を取ると、手間がかかる車がよくなるんですよね」と和田さんは言う。

「古いエンジンは運転する前に10分ほど暖気が必要です。そこがいいんです」 

東京で車の整備・レストアの店を経営する和田さんは、旧車1台に3、4日かけてピカピカに仕上げる。

古いパトカー等のアメリカ車に目がないとのことで、撮影用レンタルも行っている。

「いつかアメリカの古い消防車をレストアしたいですね。それが僕の夢です」と和田さんは言う。

AFP

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