
タンパ:ジョー・バイデン米大統領は日曜日の夜、パンデミックで延期された東京2020オリンピックに米国がチームを派遣するかどうかは「まだわからない」と述べ、同時にスポーツの多様性についても言及した。
日本の政府、主催者、オリンピック関係者はいずれも、大会はこの夏に開催され、大会の安全性は大規模なウイルス対策によって保証されると主張している。
スーパーボウルのハーフタイムに行われたウエストウッドワンのラジオインタビューにて、大会が行われるかどうかと尋ねられたバイデン大統領は、あらゆる決断は「科学に基づく必要がある」と述べている。
「プレーできること、可能であることを願っているが、まだわからない」と述べたバイデン大統領は、日本の菅義偉首相は「安全に大会を開催することができるように懸命に努力している」と強調した。
バイデン氏はまた、ナショナルフットボールリーグのチームがマイノリティのコーチを上級職に昇格させることができなかったことで制度的な人種差別の非難に直面している時期に、多様性について話題にした。
番組の司会者から今後のNFLへのアドバイスを求められたバイデン大統領は、チームは「外に出て周りを見るべき、信じられないほど有能なアフリカ系アメリカ人のコーチはたくさんいる」と述べた。
「そうしたコーチをなぜ見出せないのか、理解できない。私の見解では、プロになるべき資格のあるアフリカ系アメリカ人コーチはたくさんいるのに」とバイデン大統領は付け加えている。
AFP