
アラブニュースジャパン
(NHKより)
富山市の水路で転んだお年寄りを助けた猫の 「ココ」が、日本の警察から一日警察署長に任命された。
この猫は、春の全国交通安全運動の日に表彰された。
昨年6月、「ココ」は通行人に視線で注意を促し、お年寄りの救助に貢献した。
飼い主の新田知子さん(45歳)、20歳と18歳の息子さんも事故に気付き、直観力のあるココのおかげで男性の救助に向かった。
なんとか5人で男性を農業用水路から引き上げた。男性は皮膚に擦り傷を負っただけで済んだ。
4月14日、「ココ」は富山市で行われた交通安全教室に参加した。警察署長である 「ココ」は、子供たちと一緒に、道路を渡るときは左右を確認し、手を上げて渡ることで相手に合図を送るなどの安全ルールを学んだ。
新田さんは、子どもたちに道路では気をつけてほしいと述べた。「ココは緊張しているようで、子どもたちが学校に行くときは家の外に出ることが多い。何かあったときには、またココに知らせてもらいたい」。
ココには任命書が授与され、地域の安全への貢献を宣言した。