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大坂、会見拒否を巡る騒動を経て全仏オープンを棄権

「大会、他の選手、そして私の健康にとって現在最善のことは私が棄権し、パリで続行中の大会に皆が再び集中できるようにすることだと思います」と大坂は述べた。(AFP)
「大会、他の選手、そして私の健康にとって現在最善のことは私が棄権し、パリで続行中の大会に皆が再び集中できるようにすることだと思います」と大坂は述べた。(AFP)
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01 Jun 2021 12:06:19 GMT9
01 Jun 2021 12:06:19 GMT9

パリ:日本の大坂なおみ選手は月曜、試合後のマスコミ対応義務を拒否する決断に伴い全仏オープンを棄権すると発表して大会に衝撃が走った。大坂は3年間にわたりうつに苦しんでいるという。

大坂は大会への準備期間の中で、記者による不適切な質問が自身の心の健康に悪影響をもたらすとして選手の義務として課されている記者会見に出席しない意向を示していた。

これまでグランドスラムを4勝している大坂は日曜、意向の通り1回戦勝利後の記者会見を行わなかった。

大坂はその後、ローランギャロス審判およびグランドスラム主催者により15,000ドルの罰金を科された。主催者側は今後も大坂が姿勢を変えない場合は全仏オープン失格およびメジャー大会で出場停止となる可能性を通告する声明を発表して警告した。

世界ランク第2位の大坂は月曜、膠着状態に陥った状況を自ら対処しようと決心した。

「この状況は、私が数日前に投稿を行った際に想像も意図もしなかったものです」と、23歳の大坂はツイッターに綴った。

「大会、他の選手、そして私自身の健康のために現在最善のことは私が棄権し、パリで続行中の大会に皆が再び集中できるようにすることだと思います」

「皆の注意を逸らすことは決して私が望んだことではなく、私の行動が理想的なタイミングではなかったこと、私のメッセージをより明確にすべきであったことを受け止めています」

女子スポーツ界の大物選手である大坂はさらに、2018年以降うつに苦しんだことを打ち明けた。

「実は2018年の全米オープン以降、私は何度か長期のうつに陥り、対処に苦しんだのです」と大坂は述べた。

「私を知る人は誰でも私が内向的であることを知っていますし、大会で私を見たことのある人は誰でも私が不安の緩和のためにヘッドホンを着けていることをご存じかとおもいます」

2018年の全米オープンでアメリカのセリーナ・ウィリアムズを破り初のメジャー大会優勝を収めた際、審判と口論に陥ったウィリアムズの怒りが爆発し、授賞式でブーイングが起き大坂の勝利に影を落とした。

この件以来、スポットライトを浴びることに苦痛を感じると大坂は述べた。

昨年全豪オープンで優勝し、ローランギャロスで準優勝となったアメリカのソフィア・ケニンは、「決してたやすいことではありません。ただ、自らの意思で入った世界ですし、これがスポーツの世界なのです」

「外部やスポンサー、あらゆる人々の期待があるわけです。とにかく、何とか対処しなくてはならないものなのです。周囲で支えてくれる優秀なチームを持たねばなりません」

大会主催者側からは直ちに反応はない。

大坂は、システムの改善について大会主催者側と話し合いたいと述べた。

「大会側には個人的な手紙を送り、謝罪するとともに、批判が激しいため、大会後に喜んで話し合いたいと伝えました」と大坂は語った。

「今はしばらくコートを離れますが、機が熟したら選手、マスコミ、ファンにとってより良いあり方にするための方法についてATPツアー主催者側と取り組み、話し合いたいと強く願っています」

ロイター

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