
ジェッダ:来週の部分日食は、今年2回ある北・南極圏での日食のうちの1回目で、北米、ロシア、グリーンランドなどの一部で見られるが、この現象は王国やアラブ世界では見られない。
ジェッダの天文学会のマジェド・アブ・ザフラ会長は、毎年恒例のこのイベントは、朔望月の始まりに起こる日食の一種で、月が太陽の大部分を覆い、外側の部分だけが残って月を囲む環のように見えると語った。
アブ・ザフラ氏は、観測者はロシア極東、北極、グリーンランド西部、カナダ、ロシアで毎年恒例の日食を見られる予定だと語った。しかし、月は太陽を完全には覆わない。月は地球から遠く離れており、その見かけ上の大きさも、そのような現象が起こるほど大きくはならないからだ。明るい「光の環」が月の周りにでき、日暈は見えなくなる。
日食は、リヤド時間で午前11時12分から午後4時11分まで、グリニッジ標準時では午前8時12分から午後1時11分まで、約5時間続く予定だ。
サウジ国営通信