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東京:サウジアラビアのU-23チームは、入念な指導を続けるサアド・アル・シェリ監督の下、木曜日の東京オリンピックのサッカートーナメントでコートジボワールと対戦する第一試合に向けた強化訓練を続けている。
アル・シェリ監督が横浜国際総合競技場での試合に向けてフィットネス運動と戦術トレーニングを実施する中、選手団22名は日曜日、東京での二度目のトレーニング・セッションに参加した。訓練は月曜日に再開予定で、初戦はその二日後だ。
訓練では総合的なフィットネス運動や戦術的なセットプレーの練習などが行われ、締めくくりにはディフェンス戦術を中心としたハーフコートでの試合が行われた。
サウジアラビアは2020年初めに行われたアジアサッカー連盟(AFC) U-23選手権で韓国に次いで準優勝となり、24年ぶりにサッカーでのオリンピック出場権を獲得した。
サウジアラビアがオリンピックのサッカートーナメントに参加するのは今回が三度目で、U-23チームにとっては今回が二度目だ。
1984年のロサンゼルス大会でサウジアラビア代表は、グループリーグCでブラジルに1-3、モロッコに0-1、西ドイツに0-6と全試合黒星となった。
1996年のアトランタ大会でサウジアラビアU-23チームはグループBに所属し、オーランドのキャンピング・ワールド・スタジアムでの初戦ではスペインに0-1、続いてマイアミ・オレンジボウルでオーストラリアとフランスにそれぞれ1-2で黒星となった。
アル・シェリ氏は、コートジボワール、2016年リオ大会で銀メダルを獲得したドイツ、金メダルを獲得したブラジルで構成される強豪ぞろいのグループで、サウジアラビアチームがオリンピック初ゴールを決められるよう願うだろう。
U-23チームが準備を重ねているコートジボワールとの第一戦は、2002年の日韓ワールドカップでの苦い思い出を消せるチャンスだ。同大会でサウジアラビア代表は、3試合黒星となり、のち準決勝入りしたドイツには0-8と大敗を喫した。