
アリ・カリード
アブドゥッラー・アルラシーディ射撃選手は26日朝、朝霞射撃場で行われた男子射撃スキート競技でクウェートに銅メダルをもたらした。
57歳の同選手は、オリンピック新記録の59点を取って金メダルを手にしたアメリカのビンセント・ハンコック選手、55点で銀メダルを確実にしたデンマークのイェスパー・ハンセン選手に次いで、合計46点の成績で決勝戦を3位で終えた。
アルラシーディ選手にとって、これは2つ目の銅メダル獲得となる。同選手はリオ2016オリンピックで独立参加選手として最初の銅メダルを獲得している。
同選手はオリンピック大会には過去5回参加してきた。アトランタ1996オリンピックでは42位、シドニー2000オリンピックでは14位、アテネ2004オリンピックと北京2008オリンピックでは9位、ロンドン2012オリンピックでは21位の成績を収めている。
25日の男子射撃スキート予選1日目、アルラシーディ選手は3ラウンドで25点、25点、24点、合計で75点満点中74点を獲得し合同6位でフィニッシュした。更に翌朝の予選2日目では合計122点(25点、25点、24点、25点、23点)を獲得して、同日行われた決勝戦に進出した。