
アラブニュース・ジャパン
東京:東京2020五輪大会で3日午前、レスリングのエジプトの選手たちが活躍し、2名が準決勝進出を決めた。
モハメド・メトワリ選手は、グレコローマンスタイル87キロ級で、ベラルーシのキリル・マスケビッチ選手に9対1で圧勝した後、準々決勝でキューバのダニエル・ヘチャバリア選手を4対0で下した。
メトワリ選手と同じくエジプトのモハメド・イブラヒム・エルサイド選手は、67キロ級の試合で苦戦を強いられたが、初戦で韓国のリュ・ハンス選手との接戦に勝利し、準々決勝では、アルメニアのカレン・アスラニャン選手に同じく僅差の判定敗者ポイント有りで勝利した。
両者はこの後同日、決勝戦進出をかけたそれぞれの試合で戦う。
他の結果としては、チュニジアのラムジェド・マーフィ選手が、77キロ級敗者復活戦でアゼルバイジャンのラフィグ・フセイノフ選手に11対1で敗れ、67キロ級では、韓国のリュ選手がメトワリ選手に敗れる前の予選で、アルジェリアのアブデルマレク・メラベト選手を8対0で破った。
IOC難民選手団のアケル・オベイディ選手は、67キロ級でチュニジアのスーレイメン・ナスル選手を8対0で破ったが、その後の準々決勝で、ジョージアのラマズ・ゾイゼ選手に10対0で敗れた。
アルジェリアのバシール・サイド・アザラ選手は、中国の彭飛選手に11対1で圧勝して87キロ級準々決勝に進出したが、ウクライナのジャン・ベレニュク選手に接戦で敗れた。
女子フリースタイル準々決勝では、スウェーデンのヘンナ・ヨハンソン選手が、チュニジアのマルワ・アムリ選手を5対1で破った。
陸上競技では、レバノンのヌレディン・ハディド選手が200メートルの試合に出場し、21.12のタイムで最下位となり進出を逃した。