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ドバイ：2020年ドバイ国際博覧会の日本館が金曜日に正式にグランドオープンを迎えた。2022年3月31日までの会期中、来場者に公開される。

経済産業省 商務情報政策局・商務サービスグループの井上学2025年国際博覧会統括調整官が来賓を迎え、陳列区域日本政府代表の中村富康氏が日本館のオープンを宣言した。

中島明彦駐UAE大使は式典で「日本とUAEの経済関係は、エネルギーや他の中東市場へのゲートウェイなどの既存の分野に加え、新しいビジネスの検証のプラットフォームとしても大きな可能性を秘めています」と挨拶。

日本館のテーマである「アイデアの出会い（Where ideas meet）」は、知的中継貿易ともいうべき、この国の目指す将来像に沿うものです」と述べた。

セレモニーには、在ドバイ日本国総領事の関口昇氏、2025年日本国際博覧会副事務局長の一ノ木真夏氏も臨席した。また、招待客らは、革新的なパビリオンを見学しながら展示物をインタラクティブに体験し、日本の文化や伝統、最新技術の特徴について学ぶ機会を得た。日本館では、最新の技術動向やホスピタリティに焦点を当てた専門的な訓練を受けたチームが、来場者たちに向けサービスを提供する準備が整っている。

日本館は「アイデアの出会い」をテーマに、多様な出会いがいかに新しいアイデアを生み出し、より良い未来に向けて私たちを導いてくれるかを示している。

また、日本館は世界中の人々に魅力的なデジタル体験を提供するため、2つのウェブサイトを立ち上げた。そのうちの1つ、JUNKAN（https://expo-junkan.go.jp/）は、来場者の、気球規模の課題に対する声や解決策のアイデアを共有するためにデザインされたもので、2025年日本国際博覧会協会と共同で制作された。また、もう1つのサイト、バーチャルパビリオン（https://expo-whereideasmeet.go.jp/）は、日本館で体験できるアイデアを視聴者に提供している。

日本館では、回転寿司チェーンのスシローが中東に初進出。日本の伝統的な食材や技術を使った斬新な料理を提供している。すべてのハラルメニューは、このイベントのために特別に開発されたものだ。他にも、日本で人気のあるメニューがゲストを待っている。