
サーレハ・ファリード
リヤド:サウジアラビア合気道協会が国際合気道連盟のメンバーである石川聡美博士を招き、リヤド、ヤンブー、ジェッダの女性アスリートを対象に、一連の訓練講習を実施した。
5段の黒帯保持者である石川博士は合気道センターアムステルダムの認定指導者であり、オランダ合気道連盟の理事も務める。
サウジ滞在中、石川博士はサウジ合気道協会のバセーム・ザレ会長同伴のもと、リヤド・マラズの「護身ホール」にて、女性を対象とした入門コースの講習を行った。そこで石川氏は、あらゆる経歴・年齢のアスリートにおける合気道の重要性について語り、合気道の基本技を披露した。
ザレ会長と石川氏はプリンス・スルタン大学も訪問し、合気道を教育課程に導入することでサウジ合気道協会と同大学とのさらなる協力強化について議論した。2人はまた、在サウジアラビア日本国大使館を訪れ、文化部長と会談を行った。