







ラマ・アルハマウィ
リヤド:サウジアラビアでは、イギリスでヒットしたテレビのゲームショー番組「ザ・クリスタル・メイズ 」に基づいたインタラクティブな問題解決体験アトラクションで、機転と勇気を試すことができる。
リヤド大通りを歩く一般の人々は、この種の迷路体験では世界最大と言われる場所で、1990年代に初めて放映されたショーのテーマに沿った課題に挑戦する。
スタジオディレクターのフェダ・アル・ムルヒン氏は、アラブニュースに対しこのように語っている。「ザ・クリスタル・メイズは、私たちが若い頃よく見ていたとても古いショーです。ここリヤドの迷路はロンドンとマンチェスターにあるものとよく似ています」
「ここにはアステカ、未来、産業、中世の4つのゾーンがあり、各ゾーンに8つの部屋があります。ゲストたちは各ゾーンで合計15分楽しみます。」
メイズの運営管理者アブドゥラー・アル・マグラビ氏は、次のように述べている。「とても独特なのは、オリジナルの「ザ・クリスタル・メイズ」はショーの撮影に2日かかっていたということですが、ここではたった90分でゲストにすべての体験をしてもらえるのです」
「最高のゲームを、ロンドンとマンチェスターからここに持ってきました。これは、 32のゲームが楽しめる世界最大のものです」
6人の競技者が、謎解きの能力や身体的・精神的なスキルを試す一連のゲームで競う。
イギリスを本拠とするショーは、1990年代初頭と2000年代にチャンネル2で放映され、サウジアラビアで人気を博した。そのショーと同様、各ゲームでは、最終ゲームのファイナルクリスタルドームでより長くプレイするためのクリスタルが与えられる。
「サウジアラビアの迷路は、アステカのゾーン全体に100%本物の砂が敷き詰められる唯一のものです。 ゲームが完全に砂で満たされた、世界でも唯一の場所です」とアル・マグラビ氏は付け加えた。
リヤドのゲーム向け巨大会場はわずか2ケ月で建設され、最終ラウンドが行われるドームはマンチェスターやロンドンのものよりも10センチ大きい。
イギリスのショーと同様に、ホストは障害物コースの近くまでゲストと同行し、オリジナルホスト、リチャード・オブライエン同様のスタイルで励ましを送る。
キャノンボール、木の中の卵、王の厩舎、沼地の卵、昔ながらのクリスタルドーム。これらは数あるゲームの中の一部だ。その難易度と制限時間はゲームにより異なる。これらはリヤド大通りの体験アトラクションの呼び物となっている。
アル・マグラビ氏はこのように述べている。「私が気に入っているゲームは沼地の卵です。身体的な挑戦がたくさんあり、跳び回ったり、バランスを維持したりするのがとても楽しいからです」
アトラクションは12歳以上から利用でき、参加するには身長120cm以上なければならない。アトラクションはBoulevard Studiosの近くにあり、年末まで営業している。