• ゴルフクラブへの初訪問で、王女は、2人のサウジアラビア人コーチによるゴルフクリニックに参加した。

アラブニュース

リヤド: 　ヌーラ・ビント・ムハンマド・アル・ファイサル王女は、木曜日、サウジアラビア国内の女性へのスポーツ普及を進めるゴルフ・サウジの取り組みを視察するために、ロイヤル・グリーン・ゴルフ&カントリークラブを訪れた。

ゴルフクラブへの初訪問で、ヌーラ王女は、2人のサウジアラビア人コーチによるゴルフクリニックに参加し、また、従兄弟のカリッド・アル・ファイサル王子がアマチュアとしてゴルフイベントでプレイする様子を観戦した。

初めてゴルフクラブを手にしたヌーラ王女は、ゴルフ・サウジの「大規模参加プログラム」とその将来の展望に感銘を受け期待を大きく膨らませた。

ヌーラ王女の「アラムコ・チーム・シリーズ」への訪問は、王女のスポーツ愛と長年の滞英経験に触発されたものだ。ロイヤル・グリーン・ゴルフ&カントリークラブの施設の質にもヌーラ王女は深く感銘を受けた。

2020年、ヌーラ王女は、ジョッキークラブ・サウジアラビア (JCSA) の会長であるバンダール・アル・ファイサル殿下に相談役として任命され、サウジカップの構想づくりや、冬季リヤドと夏季ターイフそれぞれでのイベントの企画運営に携わった。

ゴルフ・サウジとJCSAは、サウジアラビア国内でのスポーツ人口の増加を促進するために強固な協働関係を構築しつつある。JCSAは、米国やアジアのゴルフのファンたちとの国際的な交流手段としてゴルフを活用することを企図しており、また、ゴルフ・サウジと連携して未来に向かう新しい機会の創出について意見を交わしている。

「とても楽しかったです。期待をはるかに上回る楽しさで、大好きになりました。どのようにして皆がゴルフに夢中になって行くのかが理解できたような気がします」と、ヌーラ王女は言った。「スポーツはサウジアラビアの女性に絶対必要です。スポーツの普及は、女性が選手になるといったことだけではなく、サウジアラビア人がスポーツ産業で働く就業チャンスの創出に繋がり、それが女性たちに数多くの新しい可能性を開きます」。

「ゴルフはサウジアラビアではとても新しいものです。そして、アラムコ・チーム・シリーズに女性が参加することは非常に重要です。サウジアラビアの女性たちは自らが目にしたものを試してみようとするはずだからです」。

「2020年のサウジ・カップに初めて女性ジョッキーが参戦しました。私たち女性にとっては大きな出来事でした。今では、若いサウジアラビア人女性がジョッキーになったり、ジョッキークラブでトレーニングを受けたり職を得たりしています。集中し、目標を定め、厳しいトレーニングを自らに課し、素晴らしい成果を上げることを人に促す何かがスポーツにはあります。女性の技量向上の促進に向けたゴルフ・サウジの取り組みは、非常に高い称賛に値するものです。ロイヤル・グリーン・ゴルフ&カントリークラブを初訪問し、アラムコの運営するレディース・ファースト・クラブの活動や競技人口増加のための努力をさらに詳しく聴くことが出来ました。こうしたことのすべてから、サウジアラビアにおけるスポーツの未来は非常に明るいものになると確信できました」と、ヌーラ王女は続けた。

ゴルフ・サウジの「大規模参加プログラム」は、ゴルフの技量向上と競技人口増加を目的としている。そして、ヌーラ王女がより詳しい情報を求めた取り組みは、丁度1年前の2020年に設立された「アラムコ運営によるレディース・ファースト・クラブ」だった。ヌーラ王女はゴルフクリニックを楽しみ、その結果、女性たちの健康の維持管理と新しい活動への意欲の奨励のために、レディース・ファースト・クラブに参加することになった。