
アブドラ・アラシュード
ジェッダ: ペトロミン日産は、自動車技術とメンテナンスにおいてサウジアラビアの若者を教育指導し資格を与え、また研修を強化することでサウダイゼーションプログラムを後押しする。同社は国立産業開発センターの傘下のジェッダにあるサウジアラビア日本自動車高等研修所(SJAHI)と、研修および雇用に関する契約を締結した。
SJAHIのディレクターであるサリム・H・アル・アスマリ氏は、この合意契約はサウダイゼーションのもと、自動車メンテナンスと技術の分野においてサウジアラビアの若者を資格認定することを目的としていると述べた。
SJAHIは、この施策に強く関心を持つペトロミンコーポレーションとの契約を通じて、目標達成を目指しているとした。
また、SJAHIが重点的に研修を提供し、自動車技術とメンテナンスの分野においてサウジアラビアの若者を認定する責任を担うことも述べられた。
SJAHIは、過去数年間にわたり研修開始時に雇用契約を締結することによって彼らへの雇用機会の提供に繋げている。現在ではSJAHIの卒業生はのべ3,500人を超える。
SJAHIは、技術職業訓練コーポレーション傘下にある国立戦略的パートナーシップセンターの訓練機関の1つである。研修プログラムは、人材育成基金「ハダフ」の支援を受けており、国立産業開発センター傘下の全国産業化プログラムの一環である。SJAHIはまた、研修と経験共有の双方の分野において日本政府からの支援を受けている。
契約締結には、SJAHIの取締役であるサリム・H・アル・アスマリ氏のほか、日産サウジアラビア常務取締役のバデル・アル・フサミ氏、ペトロミンコーポレーション代表のテレンス・バーン氏が出席した。
ANJP