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最近の考古学的発見が「人類文明発祥の地」としてのサウジアラビアに光を当てているとローマ会議が語った

2018年のこの写真は、サウジアラビア観光及び国家遺産委員会の委員長であるスルタン・ビン・サルマン王子が、タブーク地域の考古学的遺跡を視察しているところ。(写真/サウジアラビア観光・国家遺産委員会)
2018年のこの写真は、サウジアラビア観光及び国家遺産委員会の委員長であるスルタン・ビン・サルマン王子が、タブーク地域の考古学的遺跡を視察しているところ。(写真/サウジアラビア観光・国家遺産委員会)
06 Dec 2019 05:12:05 GMT9

リヤド:サウジアラビアは過去5年間、考古学研究分野で抜きんでており、ローマのある主要な展示会が話題となった。

サウジアラビア観光及び国家遺産委員会の考古学調査研究事務局長であるアブドゥラ・アルザフラニ氏は、今年サウジアラビアで44件の国際的な考古学的調査が実施されたと述べた。

彼は、ローマ国際博物館で11月26日から開催されている「アラビアの道:さまざまな時代のサウジアラビア遺跡の最高傑作」展の会場で講演していた。

この画期的な展示館は、サウジアラビア文化相のバドル・ビン・アブドゥラ・ビン・ファルハン氏とイタリア文化財・文化活動相のダリオ・フランチェスキーニ氏が着手したものだ。

アルザフラニ氏は、サウジアラビアは「考古学的発掘については最先進国のひとつになりつつあります」と述べた。

「国内外の調査活動により最近明らかにされた発見が、サウジアラビアの人類文明発祥の地としての歴史的地位や文化的奥深さを浮き彫りにしてきました」と彼は述べた。

考古学的発見は「サウジアラビアの文明的側面に光を当て続けています」と彼は語った。

「サウジアラビアは東西の架け橋であり文化交流の中心地であるという独特の地理的位置にあり、それによりどの時代においても陸と海の国際的貿易ルートの合流点となってきましたが、それに加え、サウジアラビアが現在享受している宗教的、政治的、経済的、文化的な水準は、その長きにわたる文化遺産の延長であるともいえるのです」と彼は付け加えた。

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