• 「Watan mn Dahab」カンファレンスが出席者たちを商取引詐欺から守る

ジッダ：ゴールドやジュエリーの全国大会である「Watan mn Danab」の席で、サウジアラビアの専門家たちが、ジュエリーや貴金属を購入する際に注意すべきことを明かした。大会はジッダのヒルトンホテルで開催され、金曜日に終了した

サウジアラビアのジュエリーデザイナーたちのオンライン販売の年間売り上げは1000万リヤド（270万ドル）に達したと推定されるが、専門家たちは、会場を訪れた人々に注意を喚起し、商取引詐欺から自らをいかにして守るかを語った。

「ジュエリー・オンラインショッピング」カンファレンスのなかで、宝石職人のラミ・バワジー氏は、金属、石、デザイン、図柄、明確化、説明といったデザイナーたちに必要な事柄を説明した。彼はまた、プレゼンテーション技術の習得、販売、値付け、そして情報を絶えず更新することなどの重要性についても語った。

彼は、オンライン販売はゴールドやジュエリー界の将来の売り上げを担うものであり、イーコマースの新たな機会を可能にするものとして、その重要性を強調した。

バワジー氏は、サウジアラビアの市場の成長についていくために、ジュエリーデザイナーたちは新たなスキルや経験を積み重ねることが大切だと助言した。彼は、国内の電子革命や、ソーシャルメディア・プラットフォームや現代的テクノロジーが広がるなか、今後5年間で最高200％の大きな成長を予測していると述べた。

ジッダのビジネス・アンド・テクノロジー大学広告学部クリエイティブデザイン科主任のサファ・メルヘブ氏は、このテーマについての講義のなかで、ジュエリー広告の制作やデザインについて講演した。貴金属は、その特徴を強調して人々の購買意欲を引き出すためには、特別な配慮が必要になると彼女は述べた。

ジュエリーデザイナーのエファット・バーメディン氏は、「図柄や色付けを通して金属を形成する」という体験型ワークショップのなかで、ジュエリーデザインの国際基準を説明した。彼女は、色付けや図柄に認められる基本的な原理を強調し、ゴールドやジュエリーの分野で熟達して成功を収めるには才能を補足する勉強が重要であると主張した。

ソリティア研究所のオペレーションマネージャーであるシャディ・モハンムド・アル・モフレ氏は、「ジュエリー購入についての案内」という講義のなかで、ジュエリーをしっかりと調べることを通して消費者たちが取引詐欺から身を守る重要性について講演した。そしてダイヤモンドの分類、加工されたダイヤモンド、工業用ダイヤモンド、宝石、貴金属について語った。

購入する際のジュエリーの純度の確認のし方、各ジュエリーの主成分、ダイヤモンドや貴金属の業界で使用される現代的技術について彼は説明した。技術については、専門家でも最新機材を使わなければ天然石であるかどうかを見分けられないほどだという。宝石、ダイヤモンド、ジュエリーを研究室に送って証明書を発行することが、購入者と業者のどちらをも守るのに必要であると指摘した。

ジュエリーデザイナーのダラル・アル・アキール氏は、自らの成功物語を語った。彼女は2015年にスタートして多くの困難を克服し、国際的レベルにまで成功し、自身のブランドである「タリダ・ジュエリー」を立ち上げた。彼女の目標は、市場に後れをとることなく、洗練と卓越を求める女性たちの欲求を満たすような型にはまらないジュエリーを制作することだと述べた。

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