
アラシュード・アブドラ
リヤド:アラムコ製油所は、2021年12月29日水曜日、定年となるリヤド製油所の所長アルファデル・アブドルラハマン氏をアラムコグローバルマニュファクチャリング副担当の下で表彰した。
アブドルラハマン氏は化学工学を専門とし、2012年にリヤド製油所の所長に就任するまで”Ras Tanura” 製油所で約7年間働き、エンジニアリング、運用、保守の各セクターで業務を担当した。
石油誘導体の増産に貢献したほか、石油に関連するアメリカやヨーロッパ などでの50回以上の国際会議に参加し、日本で開催された「第4回操業安全サミット」、また「第36回国際会議石油チャレンジ」にも参加した。
アブドルラハマン氏は、何度か日本を訪れ、仕事の範囲内外の日本人コミュニティと良好な関係を持つことで知られ、サウジアラビア王国のシャグラ県にある彼の自宅では、サウジアラビアの文化と両国間の歴史的関係の深さを紹介するために、多くの日本人をもてなし、受け入れた。
1975年にサウジアラビア合同委員会が設立されて以来、王国と日本の関係は益々強化されており、日本は現在、サウジアラビアと第4次産業革命および多くの分野への関心を共有し、合意に至っている。
両国間でより大きな協力への道を開く、明確なビジョンを持った戦略的経済パートナーシップの構築のため、2017年3月に、二聖モスクの守護者サルマーン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード・サウジアラビア国王の日本訪問中に「日・サウジ・ビジョン2030」が合意され、発表されて以来、サウジアラビアのパートナーシッププロジェクト作業チームは、日本政府の日・サウジ・ビジョン2030オフィス と連携して、プロジェクトの管理、取り組みの支援、および王国での日本ビジネスの促進のためにこれらのプロジェクトを実施している。
王国はエネルギー分野で日本との最も重要な戦略的パートナーであり、王国の日本の石油輸入のシェアは2018年に38.6%に跳ね上がり、1日平均約120万バレル増加と、王国を原油の最大供給国にした。
王国と日本は、エネルギーを供給しながら、東アジアの主要な顧客に迅速かつ容易にアクセスできるようにするため、日本の沖縄で原油を貯蔵するための合弁事業スキームの契約を更新する事前合意を締結した。
2019年6月には、サウジアラビア経済計画大臣、日本の経済産業大臣、およびサウジアラビア総合投資庁総裁の出席のもとで、ジェトロが中東協力センター及びサウジアラビア総合投資庁と協力して、開催した「日・サウジ・ビジョン2030」ビジネスフォーラムが最近の活動として知られている。
(ANJP)