
アラブニュース
サウジアラビアが水曜、2025年に開催される第7回アジア室内マーシャルアーツゲームズ(アジア室内競技・格闘技大会)の開催地になることが確定した。同大会が王国で開催されるのは初めてとなる。
大会開催契約の公式調印式で、サウジ・オリンピック・パラリンピック委員会(SOPC)の会長アブドゥルアジーズ・ビン・トゥルキ・アル・ファイサル王子は、サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子があらゆるスポーツの取り組みを無条件で支援していることに対し、謝意を表した。
また、近年、サウジアラビアにおけるスポーツが世界的に進展し、広がりを見せていることも強調した。このことは、2034年のアジア競技大会や、2023年のワールドコンバットゲームズなど、主要なイベントや競技大会の開催招致に成功していることからも分かる。アブドゥルアジーズ王子は、2025年のアジア室内マーシャルアーツゲームズのホスト国を務めることは、王国にとって旅の始まりに過ぎず、今後もいくつかのアジアの競技大会を開催することになるだろうと述べた。
アブドゥルアジーズ王子は、リヤド地区の副知事であるムハンマド・ビン・アブドルラフマン王子、およびアジアオリンピック評議会(OCA)のラジャ・ランディール・シン会長代理とともに、プリンス・ファイサル・ビン・ファハド・オリンピック・コンプレックスのリヤド・グリーン・ホールで、イベント開催のための正式な契約に署名した。SOPCの副会長ファハド・ビン・ジャラウィ王子と、OCAのフセイン・アル・ムサラム事務局長も出席した。
リヤドは、昨年11月にドバイで開かれたOCAの第40回総会で、2025年のアジア室内マーシャルアーツゲームズの開催地として発表されていた。同大会は2005年にタイで初めて開催され、その後、2007年にマカオ、2009年にベトナム、2013年に韓国、2017年にアシガバトで開催されてきた。来年は、コロナウィルス感染症の世界的流行のせいで2021年から延期されていた第6回大会が、タイで開催される。