
日本スポーツ協会は22日、今年度に予定していたロシアとのスポーツ交流事業3件を中止することを明らかにした。ロシア軍によるウクライナ侵攻を受けた対応。
協会によると、札幌市にボクシング関係者を、福岡県宗像市に柔道関係者をロシアから招く事業がそれぞれ中止に。北海道の小中学生がユジノサハリンスクへ柔道交流のため訪問する事業も中止とした。いずれも国庫補助金を受け、協会が主催予定だった。
協会はまた、日本オリンピック委員会(JOC)、日本パラスポーツ協会(JPSA)と協力し、ウクライナへの義援金の募集を22日から開始したと発表した。各加盟団体などに呼び掛けて7月29日まで募集し、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の支援窓口に寄付する。
時事通信