
サレハ・ファリード
ジェッダ:サウジアラビア・ヨガ委員会は、シンガポールのアジアヨガセラピー協会と共同で、6月1日にサウジアラビアでバーチャルの国際ヨガセラピー会議(International Yoga Therapy Conference)を開催する予定だ。
3日間の会議では、ヨガの実践が身体と心に及ぼす治療的・科学的側面を中心に議論を行う。
サウジアラビア、バーレーン、インド、日本、米国、欧州の専門家が集結し、メンタルヘルス、神経障害、肥満、糖尿病、心臓血管の健康、女性の健康、リウマチ性疾患など、多くの問題に対するヨガの効果について議論する予定だ。
ヌーフ・マルワァイ
委員会会長のヌーフ・マルワァイ氏は、次のように述べている。「2022年6月1日から3日にかけて初開催されるバーチャルの国際ヨガセラピー会議を発表できることを光栄に思う。世界各国からの著名な講演者や高官がこの場を彩ってくれるだろう。3日間に渡る複数の学術的なプレナリーセッションやパネルディスカッションを通じて、医師、科学者、ヨガの専門家が医学的・科学的研究を発表し、健康や生活の質のためのヨガの様式や実践について議論することになる」
会議は、インドのアユシュ省傘下のモラルジ・デサイ国立ヨガ研究所(Morarji Desai National Institute of Yoga)が開始した2022年国際ヨガの日までの100日間のカウントダウンに、委員会が参加する一環として行われるものだ。
今年4月1日、委員会はカウントダウンへの取り組みの一環として、半日のバーチャルヨガイベントを開催している。
イベントは、マルワァイ氏とMDNIYのディレクターであるイシュワル・バサバレディ氏からのメッセージで幕を開けた。それに続き、身体的、精神的、感情的な健康を向上させるためのアーサナ、プラナヤマ、瞑想のヨガクラスの実演が行われた。
聖なるラマダン月の4月8日、断食中にヨガを実践することの利点について、インタラクティブな科学的バーチャル講義が行われた。
内分泌学者でヨガの実践者であるラシャ・アル・ラダディ博士によって開催・発表され、100人が参加した。