• 聖火は合計22日に渡って全国3500キロ移動する。
• 聖火リレーはサウジアラビアで開催されるこれまでで最大の国家的スポーツイベントの始まりを記念する。

アラブニュース

リヤド： サウジアラビアは国の歴史上最大のスポーツイベントとなる「Saudi Games 2022」の聖火リレーを全国規模で開始した。

リヤドからスタートするこの聖火リレーでは、選手やスポーツ界の一流有名人らが徒歩または車両・馬といった希望する交通手段を用いて全国3500キロを22日間に渡って移動する。

企画者の声明によると、10月10日にアル・ディルイーヤ行政区域で終わる予定のリレーは「Saudi Games 2022」の価値を広めること、そして聖火の移動を通して居住者にも訪問者にも同様に平和と友情のメッセージを伝えることを目的としている。

聖火リレーはサウジアラビアで最も意義深い国家的スポーツイベントである今大会が開始される数週間前にスタートする。

リヤドでの開会式に合わせてサウジオリンピック・パラリンピック委員会副会長で「Saudi Games」の理事長を務めるファハド・ビン・ジャラウィ・ビン・アブドゥルアジーズ・ビン・ムサエド王子は、オリンピック大会が促進しようと努める平和と友情の価値をこの聖火が具体化していると述べた。　　

ファハド王子は「Saudi Games 2022」はサウジアラビアのスポーツの歴史において大きな飛躍となると述べ、この大会がこれからの国や地域におけるスポーツの流れを変えることは間違いないと付け加えた。

「近々行われる聖火リレーで希望・真心・調和のメッセージが広がり、市民や居住者がトーナメントに参加しようという気持ちになってくれることを願っています」とファハド王子は語った。

聖火リレーの旅
「Saudi Games 2022」聖火リレーはリヤドにあるサウジオリンピック・パラリンピック委員会本部からスタートしたあとメディナ、タブーク、ネオム、アル・ジャウフ州、アル・シューラ、北部国境州ハーイル、カシム州へと移動する。　　

9月24日までに 東部州へ到達する聖火はダーラン、アル・コバール、ダンマンに立ち寄ったあとアル・アハサー行政区域、メッカ、ターイフ、アル・バハ、アシル州へ向かう。その後ジーザーン、ナジュラーン州、アル・ウラーへ移動してからリヤドへ戻り、10月10日アル・ディルイーヤ行政区域で聖火リレーは幕を閉じる。

聖火は13州に渡る57の名高い建造物や史跡で知られるルートを通り、サウジアラビアで最も有名な文化的・歴史的名所を数か所訪れる。