• トーナメントは12月12日から22日まで初めてサウジアラビアで開催される。
• 2000年の同大会創設以来、サウジアラビアは、6番目の開催国となる。

アラブニュース

リヤド：サウジアラビア王国が、FIFAクラブワールドカップの次の開催国に選ばれた。トーナメントは12月に開幕する。

12月12日から22日まで開催される大陸間の大会は、サウジアラビアで開催される最新の主要な国際スポーツ大会となり、国内のあらゆるレベルでの男女のサッカーの発展にさらなる勢いを与えることになる。

この決定は火曜日のFIFA評議会で下された。アルヒラルがAFCチャンピオンズリーグ王者、そして、サウジアラビアのクラブとして初めてクラブW杯トーナメントのファイナルに進出し、レアルマドリードと対戦したわずか数日後のことだった。

サウジアラビアは、2000年の同大会創設以来、6番目の開催国となる。

サウジアラビアのスポーツ大臣であるアブドルアジーズ・ビン・トゥルキ・アル・ファイサル王子は、次のように述べた。「世界をリードするサッカークラブとそのファンをサウジアラビアに迎える機会を与えられたことを光栄に思い、非常に興奮しています」

「多くのファンは最近、ピッチ上で可能な限り最高のレベルで対戦できる国としてサウジアラビアの能力を目の当たりにしています。そして今、私たちはワールドクラスの開催国でもあることを証明するチャンスを手にしました。サッカーに対する私たちの純粋な愛と、善を促進する力になりたいという私たちの強い思いを示すのを楽しみにしています」

「今日、サッカーにおける変革、国としての変革の旅の新たな重要な一歩を踏み出しました。関係者全員がさまざまなレベルで紛れもない進歩が遂げられているのを目にすることになると信じています」

「私たちが国際的なスポーツ大会を主催するのは、少年や少女に刺激を与え、新しいつながりを生み出し、新しい関係を築くスポーツの力を心から信じているという単純な理由からです」

「これは、70%が35歳未満で、サッカーに完全に夢中になっている我が国民にとって非常に大きな意味があります」とファイサル王子は付け加えた。

サッカーはサウジアラビアの国技で、全国各地に根付いており、人口の80%が試合に出場したり、参加したり、試合をフォローしたりしている。

FIFAクラブワールドカップ2023の開催国に決定したことは、サウジアラビアにおけるサッカーの発展の新たな章の始まりを意味する。同国はまた、最近、2027年のAFCアジアカップの開催国に決定し、2026年のAFC女子アジアカップの開催国として立候補している。

サウジアラビアサッカー連盟（SAFF）の会長で、FIFA評議会委員に新たに選出されたヤセル・アル・ミセハル氏は次のように述べた。「FIFAクラブワールドカップは、素晴らしい瞬間をもたらしてきた特別な大会です」

「このトーナメントは世界中の何百万人もの人々に多くの思い出を与えただけでなく、試合の中で、新しい国際的なライバル関係を生み出し、新しい友情を築いてきました。FIFAが特別なイベントの開催国として私たちを信頼してくれたことに感謝します」

「サウジサッカーは前例のない成長期を迎えており、サッカーのあらゆる分野にわたる明確な戦略のおかげで、新鮮なエネルギーと前向きな意識がもたらされています」

「現在、かつてないほど多くのあらゆる年齢の少年少女が選手に登録されています。また、より多くの有資格コーチ、より多くの有資格審判、より良いガバナンス、そしてSPL（サウジプロリーグ）を含むより強力な国内リーグが存在します」

「未来は明るく、このトーナメントは、特にいくつかの魅力的な試合と参加する可能性のあるプレーヤーを考えると、楽しみにすべき新たな注目イベントです」とアル・ミセハル氏は付け加えた。

サウジアラビアの男子代表チームは昨年、過去最高の戦績を残したFIFAワールドカップ予選に続いて、6回目のW杯出場を果たし、カタールで最終的な王者のアルゼンチンに勝利した後、世界中のニュースの見出しを飾った。

一方、女子代表チームは、2021年の結成以来、歴史的な成長と発展を遂げており、最近、初めてサウジで開催された国際選手権でチャンピオンに輝いた。

そして、新たに結成されたU-17チームは今月、初めてのトレーニングキャンプを経て、女子代表チームの足跡をたどることを目指している。

サウジアラビアの女子サッカーの見事な成長の軌跡は、8クラブから成るSAFF女子プレミアリーグの初シーズンの終了とともに続いていく。

また、サウジ国内ではあらゆるレベルでのスポーツへの参加が大幅に増加しており、毎週20万人以上の女の子がスポーツに励み、5万人が史上初の学校リーグに参加している。