
チャンタル・フォウアド
ドバイ:日本市場から撤退して3年、フォーエバー21が2月に日本再上陸する。
アメリカのファッションブランドであるフォーエバー21は、2009年に日本に初出店し、大きな興奮と熱狂とともに迎えられた。
日本の小売店では見られない、多様なスタイルのアパレルを手頃な価格で揃え、日本で人気を博した。
日本での10年間の道のりの中で、フォーエバー21は業績の下降を経験し、2019年には閉店となった。
アナリストによると、同店の日本市場からの撤退の主な理由は、テイストと顧客のミスマッチだという。
日本市場で販売されていた商品は、アメリカ市場で広く売られている商品と同じものだったが、日本の顧客のファッションの欲求に合うような、より良い品揃えの必要があった。
幸い今回の2月のオープンでは、新たな戦略が採用される。
日本市場での2度目の挑戦を確実に初回時以上に成功させるため、東京を拠点とするアパレルマネジメント会社のアダストリアがフォーエバー21とパートナーを組む。
アダストリアの日本においての専門知識を活かす事で、フォーエバー21は同じ過ちを繰り返さないよう、どのような商品が日本の消費者に魅力的に映るかを的確に認識する事ができるようになる。
最初の実店舗は、来年の春のシーズンに合わせ、2月に東京と大阪でオープンの予定。