
リヤド: サウジアラビアのメディア省が人的能力開発プログラムを発足し、国内の豊かな文化を記録し奨励する。
「サウジ・トレジャー」又は「コノズ」プロジェクトは4日、ブルバード・リヤド・シティ内のアブ・バクル・セーラム・シアターで行われたメディア大臣代理マジッド・アル・カサビ博士主催の式典で発足した、とサウジ通信社(SPA)が報じた。
同プロジェクトは「地域の会社と共同で最高の芸術作品を制作することで全サウジ国民各層のサクセスストーリーにスポットライトを当てる」ことを目指すものだと大臣代理は語った。
新構想の最高責任者であるアブドゥラー・アル・アハーマリ氏は、同プロジェクトはサウジビジョン2030の一部であり、世界中のオーディエンスに向けた我が国のビジュアルコンテンツの発展をもたらすだろうと語った。
既に何本かのドキュメンタリー作品は完成しており、「サウジ国民は何を食べるのか」を含む計画中の作品もあるとアル・アハーマリ氏は語る。進行中のものとしては、国内の野生生物や絶滅危惧動物を記録するプロジェクトもある。
このトレジャー構想では「A Difficult Stage」「Nawras Al-Arab」「Both」「The Prophet’s Argument」を含む6本の映画が制作されている。