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市民に大東流の武術を教えるUAEのブシカン道場

日本の武道に対する情熱を語るアジュマンのブシカン道場設立者のマジッド・サレム・アル・ハムディ氏。
日本の武道に対する情熱を語るアジュマンのブシカン道場設立者のマジッド・サレム・アル・ハムディ氏。
日本の武道に対する情熱を語るアジュマンのブシカン道場設立者のマジッド・サレム・アル・ハムディ氏。
日本の武道に対する情熱を語るアジュマンのブシカン道場設立者のマジッド・サレム・アル・ハムディ氏。
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06 Jan 2023 11:01:37 GMT9
06 Jan 2023 11:01:37 GMT9

アミン・アッバス

UAEのアジュマン首長国にある大東流合気柔術公認支部のブシカン道場では大東流の武術を教えている。

大東流合気柔術は柔術の一形態で、武装した敵と非武装の敵の両方を倒すための非武装の戦い方と小規模な武器の技術の体系である。その名が示すように、合気の原理を強調していることで知られる(合気の要素の一部は崩しとも呼ばれる)。

大東流の技術の伝統には柔術と合気柔術の両方が含まれるが、両者は明確に区別され、合気柔術に重点が置かれている。

古来より「相手がバランスを崩したところを攻める」という戒めは、アジアの武術の金言である。大東流では「相手のバランスを崩す方法」の原則を合気と呼び、その伝統の口伝えと秘密の教えの多くは、合気のさまざまな面に付随している。

大東流は単なる護身術を超え、人格を開発し、より偉大な社会的利益に貢献することを目的に、身体と精神をととのえる手法を伝えるものだ。

ブシカン道場アジュマーンの設立者であるマジッド・サレム・アル・ハムディ氏はアラブニュース・ジャパンのインタビューに応じ、道場の設立は大東流を専門に行うための手段だったと述べた。

「ブシカンは私の旧道場の名称で、さまざまな日本の武術に重点的に取り組んでいました」とアル・ハムディ氏は語った。

「日本文化に心から熱中する人は多くはなく、侍の古い武術(古流)はマーシャルアーツに関心を持つ人の間では人気がありません。忍耐が求められるだけでなく、日本文化に親しみ、禅(瞑想)から呼吸、残心(常に警戒し、集中した状態でいること)まで、術を裏付ける深い哲学を理解しなければならないからです。そのため、この術を息長く続けるのは選ばれた者だけです」

アル・ハムディ氏は、子どものときに「テレビゲームや子ども向けアニメ」や、よく読んだ「本や記事を通して」日本の歴史と文化に浸って過ごしたと説明した。

「アデル・アル・アリという地元の合気道の先生は私が初めて実際に師事した先生で、日本のマーシャルアーツとしての伝統的な武道を極めたいという思いを掻き立てられました」

日本の武術を実践するキャリアを築いてきたことについて、アル・ハムディ氏は次のように語った。「10歳の頃に近所の道場で空手を習い始め、そこで日本の武術の哲学を深く突き詰めようと決意しました。17歳で合気道を学び始めると、もっと武士道の武術に集中したい、その裏にある深い哲学と原理を理解したいと思うようになり、それは稽古を通して上達する後押しになりました。そして2016年に合気道のルーツとこの豊かな武術の系譜を学ぶことにしました。大東流はただの武術ではありません。生き方です」

日本の武術のキャリアの中でぶつかった課題を尋ねると、アル・ハムディ氏はこう答えた。「たびたび日本に行き、武術の背景にある作法を学びました。近藤先生(大東流の長)の監督と指示のもとで共に活動するのは簡単ではありませんでした。先生の道場での稽古はこれからも続きます」

日本への旅行については、アル・ハムディ氏は次のように語った。「初めて日本に出かけたのは2006年でした。今までに18回訪日し、北から南までいろいろな場所に行きました。最近は長野県の白馬という小さな渓谷を気に入り、土地を買いました」

そして、「日本の人々と文化はどこか別世界のものです。日本の文化と礼儀正しい人々に敬服しています。あらゆる国が学び日々の生活に活かすべき教訓を与えてくれます」と付け加えた。

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