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「イスラエルーガザで新たな軍事装備を試験」

2024年4月4日、イスラエルから見た、イスラエルとパレスチナのイスラム主義組織ハマスとの間で続く紛争のさなか、イスラエルとガザの境界付近で軍用車両の近くに立つイスラエル兵士たち。(ロイター)
2024年4月4日、イスラエルから見た、イスラエルとパレスチナのイスラム主義組織ハマスとの間で続く紛争のさなか、イスラエルとガザの境界付近で軍用車両の近くに立つイスラエル兵士たち。(ロイター)
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04 Apr 2024 09:04:59 GMT9
04 Apr 2024 09:04:59 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:イスラエルはガザへの攻撃を利用して、他国への人気輸出品となるであろう新しい軍事装備品のテストを行っていると日本経済新聞が報じた。

報道によると、イスラエルの新興企業はハマスやガザとの戦争で実証された人工知能を活用した高度な軍事技術の輸出を検討しているという。 Axon Visionが開発したEdge 360 は、現在ガザに配備されている装甲車両に搭載されている。このシステムはあらゆる方向からの脅威を特定してドライバーに警告し、通常は兵士によって評価される状況を分析することで意思決定を迅速化する。このハードウェアはイスラエルによるガザ攻撃が始まる直前に納品された。 Axon Visionの最高経営責任者(CEO)ロイ・リフティン氏は、同社が同技術をさらに強化し輸出することを目指していると語った。

アシオ・テクノロジーズによるオリオン・ミッション支援プラットフォームは、イスラエル・ハマス戦争で初めて地上での試験をしている。オリオンは地理データと航空映像を使用してターゲットの範囲と位置を特定し、オフラインで動作できるため、通信リンクが中断された場合でもプラットフォームは有効だ。

日経新聞によると、同社はガザ紛争のデータを分析した後、兵器の更新を計画しているという。 イスラエル占領軍は戦闘では精密攻撃を行っていると主張しているが、今回の紛争では多数の民間人が犠牲になっており国際社会からの批判を招いている。今週初め、イスラエルは食糧援助関係者を乗せた車両3台を正確に標的にし、3台すべてを攻撃、援助関係者7人を殺害した。

「NATO加盟国や日本を含む多くの国は、イスラエルの軍事産業が開発した独自の技術に注目している」と日経新聞は述べた。 日本はいわゆる「殺傷兵器」の武器取引に対する規制を緩和しており、パレスチナ人に対するイスラエルの先進兵器の実験が成功したことで買い手が集まると予想されている。

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